ガイドとして、簡単なアウシュビッツ・ビルケナウ博物館の内容紹介がなされているのかと思い手に取ったのだが、ホロコースト事態の説明も少ない紙幅の中に取り入れており、博物館の内容自体についての詳細という面では、物足りなかった。 で、☆1ケ減。
ホロコーストについては、『夜と霧』『アンネの日記』から年月を経てルポルタージュした本も多数あり、そちらの併読もお勧めする。
「社会的な土壌に根付く偏見や、差別意識を見逃すことがいかに危険であるか。」
「日本で多数派としての日常生活を送っていて気付かなかった人間の潜在意識」である、「少数派や弱者に対」する「横柄な態度」、「少数派が有利になると嫉妬心や敵愾心が生まれることが多数派の中にはよくある」ということ、を噛み締めて生きていかねば、過ちは繰り返されるだろうし、現在も最悪の人権侵害としての戦争は、常にどこかで繰り広げられている。