ホレス・シルヴァー・・・ピアニスト。ファンキージャズの第一人者にして、
アート・ブレイキー(ds)とのジャズ・メッセンジャーズで何枚もの名盤を・・・なんたらかんたら
とかいう説明なんて不要、聴けば分かる「これぞジャズ!!」、そんなアルバムです。
というのも、世間がジャズに抱いているイメージ=大人っぽい、洒落ている、渋い、といったものが一杯詰まっているからです。
例えばトラック1。速すぎず、遅すぎずのちょうどいいリズムにのって、気だるい感じのメロディが流れ出す。
ライナーノーツの引用ですが「心地よい高揚をもたらして」くれます。うーん、ジャズだ。
それだけではありません。シルヴァー本領発揮のトラック2、5のドライブ感あふれる2曲には思わず体が動き出します。
トラック3のバラードもお手の物。そして何より、名曲「ニカの夢」(トラック7)。これはとにかくカッコいいです。必聴。
最後に、このアルバムをより楽しむ方法として、「ホレス・シルヴァー・トリオ&アート・ブレイキー、サブー」も
一緒に買うことをオススメします。なぜなら、そのアルバムには「ホロスコープ」「ヤー」と2曲がこのアルバムとかぶっているからです。
そっちはピアノトリオでの演奏で、聴き比べると色々と発見があって楽しいと思いますよ。是非。