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31 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
涙が・・・,
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レビュー対象商品: ホルモー六景 (単行本)
『鴨川ホルモー』の続編と思い込み読み始めましたが、ホルモーに関わる人々の恋の物語でした。前編をはじめ、色々なところに伏線が張られていて、「やられたな〜、そういうことか〜」という感じ。作者の頭の中を覗いてみたくなりました。『長持ちの恋』を読んだ後は胸がいっぱいになり涙が出たほど。読後ものすごく余韻が残る作品だと思います。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ステキな恋話 京都の大学生の生態が生き生きと描かれています,
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レビュー対象商品: ホルモー六景 (単行本)
『鴨川ホルモー』の映画から入り、その続編といえる本書を遅まきながら楽しんでいます。虚構性のカタマリとも言える「ホルモー」の見事な構築と、魔界が似合う京都という舞台設計がツボにハマりました。特に登場人物の心理描写の描き方が上手く、心情移入しやすく、それが好印象をもたらします。バカバカしさやグダグタ感もまた愛すべきキャラとして受け止めていますし、「ホルモー」という他者に説明し難いものにハマっている設定もまた青春の1ページの産物として理解できるからこそ支持されたのでしょう。 「鴨川(小)ホルモー」で、京都産業大学玄武組の定子と彰子が、北山のレディース・マンションに住んでいるという設定からして、学生の実態を把握したディーテイルの巧みさが表れています。一条、定子、彰子というネーミングも遥かな平安京を彷彿としニヤッとしました。本編を思い起こす「ホルモー」とラストの雄叫びが見事に決まりました。 「ローマ風の休日」での楠木さんの見事な仕切りは、愛すべき「凡ちゃん」の一面を表していますし、その恋の行方はどこか切なさが伝わってきます。佳作でした。 「もっちゃん」は、時代を超えて共感できる「ラブレター」のお話でした。メール全盛の今にこそ必要なアイテムでしょうから。 「同志社大学黄竜陣」では歴史的に有名な人物が登場し、本編での芦屋の話と結びつきます。連作短編集という形式の巧さがでていました。 「丸の内サミット」は東京の魔界が舞台に選ばれていますし、「長持の恋」という秀逸なタイトルと時代を超えた愛の素晴らしさは胸を打ちます。いずれも作者の描く世界観に共感しました。それが魅力なのでしょう。
41 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ギャグとみせてカウンターの胸キュン,
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レビュー対象商品: ホルモー六景 (単行本)
ホルモーをめぐる六話のオムニバスである。第一話の小ホルモーで、その内容を描写しているので、本作だけでも問題はない。といっても、前作を読んでおくと、何倍も楽しめる。「べろぺろばあ」店長の安倍氏が京大生だったころのことや懐中時計の由来、芦屋の三角関係や楠木が凡ちゃん頭に別れを告げるに至った胸キュンエピソードなどが語られる。高村のチョンマゲまで、一発ギャグではなく400年越しの恋に昇華されてしまうのだあ! 「鴨川…」が、恋愛を調味料に使ったギャグ小説だったのに対し、本作はホルモーという大仕掛けのギャグをスパイスにした恋愛小説である。 それにしても万城目さん、男の恋を描くときはギャグに走るのに、「同志社大学黄竜陣」といい「長持の恋」といい、女性を視点人物にして恋心を描くと、しっとり哀感にじむ格調高い表現になるのはなぜ?おっと「もっちゃん」があったか。
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