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江國さんの作品はどれもそうですが、読んだ後は日常のひとコマひとコマがとても愛おしいものに見えてくるから不思議です。
朝、ご飯を食べて、着替えをして、玄関を出てバス停まで歩く。そんなことまで、何かとても大切な、自分が自分であるための大事な儀式のような気がしてきて、自分や自分の生活がより一層愛おしくなります。
お茶碗を洗うことさえ、切なく魅力的に感じてくる。
毎日を丁寧に生活することのステキさを思い出させてくれる本です。
そして忙しい毎日に埋もれがちな、素の自分を思い出させてくれ、そんな素の自分を愛おしむことを思い出させてくれる本です。
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