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上巻でも十分ドキドキさせてくれるビルボ一行ですが、下巻は更にスケールの大きな出来事が続きます。例の魔法の指輪を使って大活躍のビルボ・・恐ろしい竜スマウグとの駆け引きも見事で、後に『指輪物語』の主人公フロドがビルボを尊敬するのも納得できます。でも、この話の最大のポイントは、ドラゴンとの戦いでストーリーが終わるわけではないところだと思います。トールキンらしい、「欲望」による更なる混乱が下巻後半を占めることで、子供向け作品と言われつつも、大人にとっても心がもつ光と闇の側面を考えさせる作品になっています。
また自分の機転が発端となって仲間を失い、悲嘆にくれるビルボの姿は、冒険というものが華々しいだけでなく、深い悲しみと隣り合わせであることをしみじみと感じさせます。でも最後はもちろんハッピーエンド・・。読み終わったときには、ほっと一息つけるでしょう。
後半に差し掛かると戦争になるのですがビルボの活躍は徐々に薄れます。
ドワーフ軍、エルフ軍と人間軍、そしてゴブリンと狼の連合軍の戦い。
ビルボは気を失ってしまうのでこの戦争はあまりこと細かく書かれていませんでした。それが残念だったかな・・・?
で、こちら「ホビットの冒険 下 」を見事読破したならば続いて「指輪物語」を手に取りましょう。
「ホビットの冒険」を読むか読まないかで随分印象が変わりますからね!
面白いですよ~♪
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