登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「人間」がすごくシンプルに描かれている小説,
By
レビュー対象商品: ホテルカクタス (単行本)
「ホテルカクタス」という名前のアパートメントに住む住人たちの話です。登場人物は人間ではないけれど、人間そのものの特性や人間模様がとても生々しく描写されていた。 何事も常に移り変わってゆくという無情の概念や、人間のもろくて壊れやすい繊細さや強さが、江國 香織さんのシンプルでやわらかい言葉でくっきりと表現されていた。 挿画は佐々木敦子さんの描いた、すごく幻想的で雰囲気のある絵が数枚入っていて、文章はもちろん、絵を見ることも楽しかった本。 ホテルカクタスの玄関の描写の部分では、あまりにも素敵で鳥肌が立った。(仰々しくも豪華絢爛でもない、くたびれているけど微妙な素敵さ)
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ホテルカクタス,
By
レビュー対象商品: ホテルカクタス (集英社文庫) (文庫)
私はこの本を買い、初めて江國香織さんの本を読みました。名前は知っていたので、読んでみようかなぁ~なんていう軽いノリで読み始めました。 始めに驚くのはまず、主人公ですよね。 帽子と、きゅうりと、数字の2。 この本を読んだ人はきっと、 「帽子らしい仕草」「きゅうりらしい仕草」「数字の2らしい仕草」をするのに、読んでいくうちに人間じゃないことは気にならなくなるでしょう。 読み終わったときは、こんな話を書けてしまう人がいるんだ、と、鳥肌がたちました。 読めばきっと、江國さんの世界の虜になりますよ。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
お気に入りです,
By アサヒ赤派 (千葉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ホテルカクタス (集英社文庫) (文庫)
童話のような、しっとり優しい物語。ラストはちょっぴり切ない感じがしました。ところどころにある挿絵も作品と合っていて、独特のいい雰囲気を作り出していると思います。 この物語の主人公たちはかなり個性的(帽子は生きてないし、数字の2なんて物質ですらない)です。個性的というよりは、個性だけを取り出したらきゅうりや帽子になった、って感じなのかな。帽子がお酒を飲んだり数字の2が役所に勤めたりっていうのは不可思議で、想像するとおかしいんだけど、彼らの感情はとてもありふれたもので、共感できます。 江國さんの作品って、起伏に富んでいたりハラハラさせられたりってことはあまりないですよね。でも私はいつも何だか心をつかまれます。あっと驚くことや未知のことは起きないけど、自分の持ってる記憶や気持ちを呼び起こすような、そんなところがとても好きです。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|