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ペール・ゴリオ パリ物語 バルザック「人間喜劇」セレクション (第1巻)
 
 

ペール・ゴリオ パリ物語 バルザック「人間喜劇」セレクション (第1巻) [単行本]

バルザック , Honor´e de Balzac , 鹿島 茂
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 5,880

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

パリのヴォケール館に下宿する法学生ラスティニャックは野心家の青年である。下宿にはゴリオ爺さんと呼ばれる元製麺業者とヴォートランと名乗る謎の中年男がいる。伯爵夫人を訪問したラスティニャックは、彼女が、ゴリオの娘だと知らずに大失敗をする。ゴリオは二人の娘を貴族と富豪に嫁がせ、自分はつましく下宿暮らしをしていたのだ。ラスティニャックはゴリオのもう一人の娘に近づき社交界に入り込もうとするが、金がないことに苦しむ。それを見抜いたヴォートランから悪に身を染める以外に出世の道はないと誘惑されるが、ヴォートランが逮捕され、危やうく難を逃れる。娘たちに見捨てられたゴリオの最期を見取った彼は、高台の墓地からパリに向かって「今度はおれとお前の勝負だ」と叫ぶ。

登録情報

  • 単行本: 466ページ
  • 出版社: 藤原書店 (1999/5/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4894341344
  • ISBN-13: 978-4894341340
  • 発売日: 1999/5/30
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 124,996位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By BooxJPN
形式:単行本
何故もっと早く読まなかったのか!?悔しく成るほど面白い作品です。200年以上前の作品ですが、現代でも色褪せずに読む事が出来ます。ロマンス・ドラマ・サスペンス・コメディー・アクション全てごちゃ混ぜだけれども、それでいて上手く纏まっている。全く矛盾しているけれども読めば納得いくはずです。作品中の文章には、現代に通ずる教訓が散りばめられています。何度も読んで一つ一つ丁寧に拾い集めたいと思います。バルザックワールド!是非ご堪能下さい!おススメです!
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
おもしろい! 2010/7/17
形式:単行本
バルザックは、他の作品を何作か(「ゴリオ爺さん」の旧訳含む)読んで
「もういーや」と興味を持てずにいました。

でも、島地勝彦さんが、この新約本を強く薦めている記事を読み、
購入したものの、あまりの厚さにしばらくはそのまま・・・。

最初の人物描写が退屈だけど、その30ページを我慢すればイッキ読み、
とはよく聞くものの、冒頭で止まったきり、ついそのまま・・・。

何カ月もたって、ふと手に取り、途中どこかでそのポイントを超えたらしく
寝食も惜しんであっちゅー間に読んでしまいました!!!

バルザックの「人間喜劇」シリーズには2000人以上の登場人物が出てくるそうです。
この「ペール・ゴリオ」も、一応主役っぽい若者がストーリーを運びますが、
表題のゴリオ氏はもちろん、魅惑的な悪役ヴォートラン、さまざまな女たち、
物語にもこの世にとってもさほど重要じゃなさそうなチョイ役の脇役たちの小人物ぶりまで
ほんっとう〜に面白い! 
最初の下宿の描写、登場人物と場面の紹介を、ちょっと辛抱して読む価値アリです。

そして、驚くべきは、
読む前は、とても分厚い書物だったこの「ぺール・ゴリオ」が
広大なバルザックの「人間喜劇」シリーズの、
ほんの、プロローグ、ほんの扉ページに過ぎなかったということ・・・。

「ペール・ゴリオ」に出てきた登場人物の、その後や過去の秘話、スピンオフが
数多の作品で読めるというのだから、うれしいような、困るような。
すご過ぎます! バルザック。

値段と厚さに躊躇してる人は、迷わず買うべし。
バルザックの他の作品が退屈だった人にも、ぜひ一読をおすすめします。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 表題の人ゴリオは69歳の元製麺業者。においが鼻に感じられるほどリアルな下宿屋と「見事に調和」したおかみ、そして下宿人たちが描かれたところで、「いじめられっ子」として登場する。

 二百年近くも前に「いじめ」が現在とそっくりな形で存在したのが、もうあんまりだ。原因の考察も非常に鋭いだけに辛い。この手の鋭く冷徹な人間考察には何度も唸らされる。上流社交界の空騒ぎとは対照的な、ゴリオの報われない父性愛にも、その度「あんまりな・・・」としか言えない気分になる。

 一方、本書は見方次第で、ミステリーあり、スキャンダルあり、捕物もあれば、美談もある。どこか突き抜けていて、納得の比喩でタイミングよく和まされ、結末には開放感もある。

 『人間喜劇』とるす構想に押されたのか、ゴリオの登場場面がやや少ないのが惜しまれる。だが、総題の登場人物の顔見世にせよ、奥行きと凄みのある魅力的悪党ヴォートランは、その後の再会が楽しみになる。いつもいる割に印象の薄い気もするラスティニャック青年は、先に他で見かけた方には初々しく映るだろう。

 読者が未婚のお嬢さんのお父上なら、ハンカチ、ティッシュのご用意を。それから、対談の中野さん、あなたまでゴリオいじめに加担するのはあんまりですよ。

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