十数年前に購入した同じタンクロー製品を使用していましたが古くなってレンズにも汚れが目立って来たので当製品に買い換えました。
古い製品とスペックは同じですが使い勝手は大幅に改善されていました。
1.接眼レンズの目当てリングがスライド式に収納できるのは眼鏡使用時において便利(但し裸眼での使用が製品本来の性能を満喫できます。)
2.眼幅合わせと視度調整リングの動きが固めに設定されているので使用時毎に確認する手間が省ける(古い製品は動きがスムーズですが気付かない間にずれてしまうので使用する度に再調整が必要でした。本品の視度調整リングにセンタークリックがあるのも大きな改善になっています。)
シビアな条件である天体観測で性能を確認してみました。月を観測した際は視界内のフレヤが古い製品より大幅に少なくなっていました(おそらくレンズとプリズムの表面コーティング、鏡筒内部の乱反射防止処理の改善によるものと思われます。ゴーストは認められませんでした。)
視野周辺影像の劣化と光量の落ちが認められますが高級品と同列には評価できないので日常の使用には十分な性能と言っておきましょう(視野中心部の影像は実に綺麗です)。
タンクローシリーズ製品はコンパクトで軽いのも大きなメリットです。本格的な天体観測、野鳥観察等の使用には性能第一で携帯性を犠牲にしても良いのですが日常の多目的な使用(手軽な天体観測、野鳥観察を始め観劇、野球観戦等)にはコンパクトであるのが大きなメリットになります。性能が良くても大きな双眼鏡は携帯性が悪いので使用頻度が少なくなり最後はお蔵入りになる可能性が大ですので商品選択の参考にしてください。