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ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ―ハイテク海洋動物学への招待 (光文社新書)
 
 

ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ―ハイテク海洋動物学への招待 (光文社新書) [新書]

佐藤 克文
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商品の説明

商品の説明

第24回(2008年) 講談社科学出版賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

ペンギン、アザラシ、ウミガメなどの水棲動物は、海の中でどのように活動しているのだろうか?
水中動物の生態は、直接観察できないため謎が多かった。
だが、今や日本発のハイテク機器「データロガー」を動物に直接取り付けることによって、本来の生息環境下で、己の生存をかけてきびきびと動き回る動物たちの姿が解明されつつある。
この分野では、教科書を塗り替えるような新発見が相次いでおり、「バイオロギング・サイエンス」という新しい分野が誕生した。
いま、生物研究のフロンティアは水の中にある。

登録情報

  • 新書: 299ページ
  • 出版社: 光文社 (2007/08)
  • ISBN-10: 4334034160
  • ISBN-13: 978-4334034160
  • 発売日: 2007/08
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
 著者は気鋭の海洋生物学者。仲間と共に「バイオロギング」なるハイテク系新観測手段を引っ提げて、世界の海を飛び回ります。その結果、これまで実は謎に閉ざされていたペンギンやアザラシ、さらにはウミガメなどの海中における行動の実態が見えてきました。ウミガメは実は変温動物とは言えない、ペンギンは吸気を調整してもぐる深さを決めている、大きな動物も小さな動物も、実は泳ぐ速さはあまり変わらない、などなど、我々の常識に挑戦するユニークな発見がなされたのでした。
 もともと小生、生物学だのは全くの門外漢ですが、日本がハイテク技術の長所を十分に活かし、この分野では世界トップの水準を誇っている様子がよく分かりました。ナンダカとても嬉しくなりました。
また、著者の語り口の巧さには特筆すべきものがあり、ペンギンだのクジラだのにあまり興味がなかった小生もグイグイと引き込まれてしまいました。いささか言いすぎかも知れませんが、著者の文章には、往年のドクトル・マンボウを彷彿させるようなところを感じました。
 そんなこんなで、この本を読み、何故だかよく分かりませんが、ちょっと元気になった気がします。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
内容については商品の説明に譲るとして、本書では「バイオロギング・サイエンス」によって新たに分かって来たことが、著者の軽妙な筆致で語られている。

例えば変温動物のはずのウミガメの体温が恒常性を持っていたり、逆に恒温動物のペンギンの体温が水中では下がっているという発見は、教科書の書き換えを迫るかもしれない。また、データロガーのカメラで撮影された、水中でのペンギンやアザラシの写真を見るだけでも、単純に楽しい。

掲載されている図やグラフに、分かりにくいものが多かったのが残念。論文等で使用したものを再利用しているのではないかと推測するが、解説を加えるなどして一般の読者にも分かり易い表現にして欲しかった。
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By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
ウミガメやペンギンといった生物の行動を、生物につけた装置(データロガー)で記録し、それを回収してデータを解析する研究の過程を面白おかしく伝えてくれる本です。この20年ほどの間に計測器械の短小軽薄化により得られるデータは格段に進歩し、それが新たな疑問を生み、解明する過程がありありと伺えます。
なお、最初の方に「大学で用いられる教科書にはウソが多い」という項目があります。唐突な話だなと思いながら読み進むと、筆者自身がその謎解きをしてくれます。それも結構面白く読めました。科学では偶然や失敗から新しい芽が生まれるものですね。
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