主人公がゲーム内で関わってきたコミュキャラ達が、それぞれ短編で物語を作り出しています。
メインとなるのは基本の特別活動部メンバーに始まり、一条、長瀬、尚紀に堂島親子。
一話一話は短いですが、どの話も気持ちが温かくなれる、幸せな話ばかりです。
理由は一つ。
全員、主人公によって、気持ちを救われているのが基盤にきているので。
主人公は前面には出てきませんが、どの話でも『彼』『アイツ』『先輩』などと、誰かから慕われている状態での描写がありますので、存在感は大きかったです。
主人公をはじめ、どのキャラもゲームの雰囲気を壊さずに描ききってあります。
作者の方が、ペルソナ4を本当に好きなんだなぁと思ったくらいです。
個人的に、今まで購入したペルソナの小説の中では一番満足しました。
ペルソナ4が好きで、主人公に感情移入している方には、特にオススメできる一冊です。