「漫画」として期待すると大いにガッカリするので、気を付けられたし。
『ペルソナ4』の「漫画的なイラスト集」くらいに割り切ってくだされば、☆3つ程度にはオススメできると思う。
ゲーム本編では描かれなかった(というよりプレイヤーが選択するだけの)主人公の思考や言動の描き方は、かなり好き嫌いが分かれるだろう。
私としても自分が勝手に思い描いていたイメージと違いすぎて、正直好きにはなれない。
が、そうは言っても、この点でそんなにケチをつけるのは酷だとは承知している。
漫画作者には作者なりのイメージや構想があるのだろうし、シックリ来たという方も少なからずいらっしゃるだろうと思うので。
問題は次の点。
ストーリー展開のさせ方が下手すぎる。
これはゲームをプレイした人間だけがなんとか脳内で補完出来る、それくらいの低いレベルである。
そして、完全に「言わせてるだけ」のセリフの数々。
ここは逆に、ゲームをプレイした人間ほどシラけるだろう。
それでも、ここまで来たら「どこまでもゲームシナリオに忠実」にしてくれれば良かった。
そんな淡い期待さえも、この1巻の終盤あたりから加味され始める漫画版独自のお粗末な展開が粉砕する有様。
見るべきものは「画」、それだけです。