ゲームの舞台となる4月から翌1月までを、メイン、サブ含む登場キャラクターが
日記形式で思いの丈を綴るのが、本書のメインでしょうか。
ゲーム中では主人公が自らを語ることはなく、他者によって語られるだけなので
設定の無理があるのか、主人公が日記を綴っているということは残念ながらありませんでしたが、
ゲームの日数同様の日記はかなりの量で読み応えがあります。
また、そこにイラストやゲームの画面、実写などが日記にあわせた内容で添えてあり楽しめます。
登場するペルソナの来歴が読めるペルソナ全集や、作中の用語集解説に加え、
ファミ通文庫で同作の小説を書かれた藤原健市氏の書き下ろし小説も掲載されており、
ファンブックの名に恥じない出来であると思います。
アイギス編について、もう少し触れて欲しかったのが心残りですが、
カバーの恰好良さにも惹かれ、★5です。