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ペルソナ―三島由紀夫伝 (文春文庫)
 
 

ペルソナ―三島由紀夫伝 (文春文庫) [文庫]

猪瀬 直樹
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

『仮面の告白』に描かれた"祖父の疑獄事件"とは何か。官僚一家の家系と、数々の傑作との間には秘められた深い関わりがあった

内容(「BOOK」データベースより)

官途を辿った祖父と父にならい、若き日の三島由紀夫は大蔵省に勤めた。文壇への転身から衝撃的な割腹自殺に至るその後の人生を通じて、官僚一家の濃密な「血」は陰に陽に顔を覗かせる。『仮面の告白』に語られた「祖父の疑獄事件」とは何か?綿密な取材を通じて、天才作家の隠された素顔に迫る傑作評伝。

登録情報

  • 文庫: 478ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1999/11)
  • ISBN-10: 4167431092
  • ISBN-13: 978-4167431099
  • 発売日: 1999/11
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
41 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
三島由紀夫死後多く人が彼を題材にしたものを出版してきた。これもその一環だ。正直なところ、あまりパッとしない。ノンフィクション作家の視点ということで、祖父の疑獄事件に焦点を当てる部分は読めた。しかし、やはりノンフィクション作家が文芸を語ると陥る悪いパターンにはまっている。徹して三島の作品に対して評価をしなければいいものの、やっぱりそれをしてしまったかという気がする。作品と三島を事実と見てノンフィクションを描けばいいものの、三島作品にところどころ「ここがこの作品の重要なとこ」だとかいろいろ蘊蓄をたれられても困る。その意味で私はこの作品をあまり評価出来ない。猪瀬氏(作者)は後に川端や太宰を題材にした作品を発表していくが、その第一作として見る方がいいだろう!。少なくとも独立した「三島評伝」として読むよりは、連作の一つとして読むべきだ。猪瀬氏のファン、三島をかじりたい、三島熱烈ファンで三島関連は全部読みたい、の三種の読むだろう人がいるが、どの人にとっても不満足で、唯一三島熱烈ファンは「読んだ」という制覇に満足するだろう。私は上の三つのどれにも当てはまらず、困った。
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形式:文庫
小林秀雄との対談や、父親との関係、
処女作「花ざかりの森」の出版にこぎつけるまでの
三島の奮闘のエピソードなんかを興味深く読んだ。
また、作品が書かれた背景が実生活に照らし合わせながら書かれていたので、
今までとはまた違う視点で作品を眺めることができた。

しかし、全体的に作品解釈や三島という人間の分析、時代考察なんかは物足りなく感じた。
参考文献を見ると、膨大な数の本が書かれているが、
結局そのような資料を並べるだけに終わってしまっている。
ペルソナという標題は特に本書の主題となっているわけでもないし、
耳目を引くだけの効果にとどまっている。
本書は、著者のおぼえがき程度のものであり、それ以上でもそれ以下でもない。

文庫本なので、
実生活の上で三島はどんな人物だったのか、
作品が書かれた背景をざっと知る上では丁度いいと思う。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
駄作 2011/1/26
By theoria
形式:文庫
駄作である。
この本で三島由紀夫の理解が本質的に深まることは絶対にありえない。
ノンフィクションとしての新情報も些末なもので読む価値はない。
なお、本書を読んで、著者の精神の浅薄さに驚かされた。
著者に文芸評論家としての才能がないのは明らかである。
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