ペルシア人やゾロアスター教徒が本当に日本にきたのか?
これについての考察(I〜II)は高度に専門的で、比較言語学の素人が判断を下せるようなものではないように思います。
でも、イラン宗教思想と古代日本の比較をしているIII〜V章は、知られているようでいて、いい加減な内容のものしかない日本語の
中世ペルシア語ゾロアスター教神話についての原音表記にこだわった要約が(背景知識として)収められて、とても貴重です。
伊藤氏亡き後、『ブンダヒシュン』や『デーンカルド』を一般向けに、正確に日本人読者向けに紹介してくれる人は現れるのでしょうか……。