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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
時間軸では4番目,
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レビュー対象商品: ペリペティアの福音〈上〉聖墓編 (ソノラマ文庫) (文庫)
秋山完先生の作品のシリーズ、「ラストリーフの伝説」「リバティランドの鐘」「ペリペティアの福音」「ファイアストーム」はすべて一つの時間軸で成り立っている。その中で「ファイアストーム」がこのシリーズの黙示録的な話ならば、「ペリペティアの福音」はハルマゲドンの序章ともいうべきものだ。当然、惑星ペリペティアでの事件は全銀河を巻き込む大戦争の序章にすぎないのだ。今後発売されるであろうその銀河戦争のストーリーが待ち遠しい。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
くすぐりとイメージに溢れた一作,
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レビュー対象商品: ペリペティアの福音〈上〉聖墓編 (ソノラマ文庫) (文庫)
「薔薇の名前」(ウンベルト・エーコ)を読んだことがおありでしょうか?深い知識に裏付けられた重層的なストーリーとされています。実際面白いですし。しかし、やはりキリスト教文化ではない私では、表層的な理解しかしていない感がありました。さて、本作は同じような趣向で成り立っていながら、非常に分かりやすいくすぐりを多数含んでいます。アニメ、SF、軍事といった分野で、「エヴァンゲリオン」、ソ連軍兵器など、オタクとは言えない私でも分かる引用をたくさん含んでいます。 それだけでなく、主人公の白日夢のイメージの豊かさと、それを単なる夢落ちや、超能力にせず語る説得力。また、随所にはさまれる、詩歌の清澄なイメージ。こういった細部の積み重ねが、この小説を生き生きとしたものにしています。 ミステリ界では、新本格の作家達によって賑わっています。SF界でも、野尻抱介、林 譲治など現代の科学を見据えた緻密な作風によって、SFの科学の部分を復興している作家達がいます。この作者は、SFの持つオモチャ箱感を、これらのガジェットの大群で勝ち取ろうとしているように見えます。また、バックボーンとして「クローンは人間か?」、「国家とは?」などの、大きな疑問に対する思索が見られるところも、昨今の記号を集めただけのSFとは一線を隔するところでしょう。このような意味で、ある意味古典的なSFの味わいがあります。しかし、紛れもなく新しい素材を使ったものです。先の両氏を含めて、迷わず新本格SFと呼んであげたいところです。 さて、しかしこの作品に潜む多くの引用は、まだまだ探索の余地がありそうです。一つだけ種明かしをしておきますと、下巻酒井 格(いたる)の「たなばた」という吹奏楽曲が引用されています。ただ、あの曲は中間部が静かなので、突撃用には向かないんじゃないかと思うのですが、、、。 では、皆さんもストーリーと宝探しを楽しんで下さい。
5つ星のうち 4.0
読みやすいSFの一つ,
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レビュー対象商品: ペリペティアの福音〈上〉聖墓編 (ソノラマ文庫) (文庫)
ラストリーフやリバティランドなど、秋山氏のファンならば、思わずにやりとさせられる単語が出てくるこの作品。当然、これらの作品とは時系列的に繋がりがあります。全体的にコミカルなタッチで描かれており、読んでて面白かったです。秋山氏の作品は、ラストリーフの伝説を読んでおりますが、こちらもお勧めでしょう。 本作品の魅力は、なんと言っても、戦闘をする尼僧!とはいえ、本作品ではそれほど派手なことはいたしません。続きの中下巻でその活躍が描かれております。というわけで、早速読もう!
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