私は一般の母親ですが、一般人にもわかりやすい文章で、いろいろな事例が載っています。
また、母親と医療者との会話例が充実しており、これが本書のメインになっています。
はじめに医療者が犯しがちなコミュニケーションの失敗例があって、次に「こんなふうな
話し方で接したら、クライアントの抱える本当の問題をひきだすことができたり、相手に
プラスの気持ちを持たせることができたりするのではないか」と想定された成功例が
詳しく載っています。
すべての助産師や産科医師、看護師、小児科医がこんなふうに、母親の気持ちを
汲みとろうと努めながら応対してくれたら、産後不安定な気持ちでいる新米の母親や
過去のミルク育児のトラウマに悩んでいるような母親達も、もっと医療者を信頼し
尊敬しながら母乳育児を楽しむことができるだろうに、と思います。
母乳育児にかかわるすべての医療専門家に読んでもらいたい本です。