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戦前の満州国が舞台で、帝国主義の日本が傀儡政権をおいて作った国、どこまでも広がる荒涼とした大地、とあまり良いイメージがなかった満州ですが、本書では、日本人や中国人、ロシア人ほか種々雑多な人種が暮らす、国際色豊かな国として描かれているのが新鮮でした。作者も満州に住んでいたことがあるそうなので、実際にこんな感じだったのかな?
トリックはとりたてていうほどのものではありませんが、満州国での鬼貫警部を見られる数少ない作品の一つですので、一読の価値はありますよ。
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