また新書の自転車本が出ました。やはり世間ではそうとう自転車が流行っているのですね。小生的には、自転車は本来的に孤独なスポーツとのイメージを持っているのですが、こうした本を通じて、たくさんの人たちが自転車を楽しんでいることを思うと、やっぱりなんだか嬉しくなります。
さて、本書は、ポピュラーなミステリー作家の斉藤純氏が、40歳で自転車の楽しさを再発見してからの経験と発見、そして最近の考えなどを語るものです。自転車そのものの楽しさにフォーカスしたというよりも、むしろ、自転車を通じた街づくりや環境問題などへの取り組み、呼びかけに重きが置かれているようです。小生を含め、自転車乗りは、なにも温暖化防止のためとか、難しいことを考えて自転車に乗っているわけではないでしょうけれど、自分たちが大好きな自転車が、実は社会的にも大きな可能性を秘めているかも知れないと考えるとナンダカ年甲斐もなくワクワクしたりします。
自転車というものの新しい魅力を教えてくれた一冊です。自分の趣味・趣向を押し付ける気はありませんが、たくさんの人たちが手にして、自転車の素晴らしさを発見してくれれば良いなと、無邪気に考えてしまいました。