テレビで放映していたのを録画して観た。
観始めてすぐに、「これは傑作だ!」と感じた。
映像にその予感が感じられた。
最後まで観て、やっぱり傑作だったと分かった。
CGとかアクションとかではなく、「テーマでいい映画は出来上がる」ということがよく分かった。
「AI」で何千年経っても「ママ愛してる!」と言い続けていたあのロボットを演じた子役が出ていて懐かしく思った。
この子の演技は素晴らしい。
ずっとこのまま子供でいてくれたらいいのだが・・・。
社会科の授業で、先生が凄い課題を出す。
「世の中を変えるにはどうしたらいいか考えて、実行に移すこと。」
この先生も素晴らしい。
ただ、教科書を教えるだけではなく、こんなに大きなテーマを子供達に考えさせている。
アルコール中毒とドメスティック・バイオレンスという現代アメリカの大きな悩みもテーマになっている。
主人公のトレバーは、「善意の先送り」ということを考える。
いいことをしてくれた人にお返しをするのではなく、他の3人にいいことをしてあげるのだ。
本当に感謝している人は、その「善意の先送り」をする。
本人の知らないうちに、ニューヨーク中に「善意の先送り」が広がっていた。
ネズミ講をいい方向に転換したこの考え方は素晴らしい。
みんなが人にいいことをすることを考えていれば、世の中はどんどん良くなって行く。
日々の生活に追われて、忘れていた大切なことを思い出させてくれたこの映画に感謝する。
映画には、こんなに素敵なジャンルもあるんだと再発見した。
これこそ傑作だ!