前作はどうもギターとバイオリンのバランスがイマイチだった。当然彼らに期待するもののひとつがアップなチューンで絡んでくるバイオリンであり、だからこそ「ocean avenue」が名盤である所以なのだろうけど、今作ではギターもバイオリンも、ともに進化したプレイを見せてくれるし、絡み合い、ハイトーンなボーカルが映える。1. Takedown などで印象的だ。
そしてもうひとつ、彼らに期待しているものは、その作り出すメロディーのセンスの高さ。「raugh draft」「back home」「words,hands,hearts」など、各アルバムに一曲はミドルテンポの泣かせるキラーチューンがあって、そして今作にもそれがある。5. Light Up the Sky 。
さらに、キャリアを重ねてもまだ疾走するような蒼いチューンを、高い演奏技術で見せてもくれる。8. Afraid 。私はこの曲が一番好きだ。
今作は確実に彼らのキャリア最高作となったし、彼らは確実にエモシーンのトップバンドであるといえるのではないか。