いわゆる原典版。では、原典はなに?ということになると、Bachのこの作品については自筆譜が残ってないので、その点では少々問題がないとはいえないけれど、きわめて真摯な版であると思われる。そのうえ、安価なのがよい。
この版に自分でスラーやその他のアーティキュレーション、フレージングなどを書き込んで演奏する人が自分自身の版を作るのがベスト。ただし、そのためには、古い文献を読んだり、他の版を見たり、DVDを見たり、CDを聞いたりする必要があるけれど、でもそれこそが音楽の勉強ということで、まずは誰にでもお勧めできる版。