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ベートーヴェン (新潮文庫―カラー版作曲家の生涯)
 
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ベートーヴェン (新潮文庫―カラー版作曲家の生涯) [文庫]

平野 昭
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 580 通常配送無料 詳細
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登録情報

  • 文庫: 206ページ
  • 出版社: 新潮社 (1985/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101440018
  • ISBN-13: 978-4101440019
  • 発売日: 1985/12
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
作曲家の生涯を紹介する新潮文庫のシリーズ。様々な資料や研究、残された手紙などからベートーヴェンがどのような生活を送り、作曲していったのかを探っている。作品の一つ一つがどのような状況下で作られたか、誰のためにかかれたのかなどがよく分かる。

また、失恋、病気、人間関係などが感情移入することなく、客観的に書かれているので、事実をよく把握できる。CDのライナーノーツの長編みたいな感じだ。写真や絵も多く、ベートーヴェンが関わった土地、交友関係、建物などが沢山使われているので文章と合わせながら、「こんな人かあ」などとと見ることが出来る。作品を聴いた上で読むと当時の背景がよく分かるだろう。

ただ、感情移入していないのと、ベートーヴェンの苦悩などを推測したり、意見をあまり述べたりしていない分、ベートーヴェンの心理状況についてはわかりにくい。あくまで最新の研究を元にベートーヴェン像を外側から捉えた解説書である。

文庫本という手軽さもあって、ベートーヴェンを聴いて少しでも人物像に興味を持ったのなら、読んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに私は、もう少し心理に迫るドキュメントのような文章の方が好みなので、星一つ削りました。例えそれが、著者の志向や意見のようなものであっても。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 氷結ストロング VINE™ メンバー
形式:文庫
新潮社からのシリーズ、作曲家毎に著者が違います。このシリーズの「ブラームス」では、主要作品やターニングポイントとなる作品を時代背景と共によう分からせてくれたんですが、本作はあまた存在するであろうこの楽聖の伝記を適宜ピックアップした(ただし、かなり細かいことも記載されており、音楽史的ともいえる)ような作。写真が挿入されている点が特徴で、普通の伝記とは違うところですけども、これまた「ブラームス」では写真の前後で本文の切れ目となっているのが、本作は写真を挟んで文章が続いている箇所が多く、ページを行ったり来たりで読みにくい。

1824年5月7日の第九交響曲初演での儲けが期待はずれであったため、演奏会後の慰労会は「不機嫌になっていたベートーヴェンのやるかたない憤懣の爆発となった。彼の怒りは劇場管理者とシンドラーが収入をごまかしたというもの」、「ベートーヴェンは二日間の昏睡から覚め、両目を見開き、右手拳を振り上げ、それから一点を見つめたまま手を落とすと同時に、目を半ば閉じて永遠の眠りについた」とか、大変面白い記述がある代わりに、同じ新潮社の諸井三郎氏の本に較べ正確さに欠ける記述もあります
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形式:文庫
 文庫本なので手軽にベートーヴェンの伝記を読むことが出来る。この著者は、例えば青木やよひ女史のようにベートーヴェンに感情移入することなく書いているが、だからと言って決して無味乾燥な叙述ではない。例の「不滅の恋人」については、異なる説があることを紹介する程度にとどめているが、それだけで1冊の本が書けるほどのテーマであるから、この文庫本としてはそれでよいと思う。
 本書の特色は何よりもカラー写真や図が豊富に掲載されていることである。1冊の半分がカラーのページである。ベートーヴェンと交流のあった人物の肖像画、当時の町並みを描いた絵画、ベートーヴェン直筆の楽譜や手紙、ベートーヴェンが使っていたピアノ、ベートーヴェンの生家をはじめとするゆかりの場所・建物などなど、もちろんハイリゲンシュタットも。写真がない時代なので、このような風景画や肖像画は貴重である。これらにより、ベートーヴェンが生きた時代のことをさらによく知ることができる。また、指揮者・小林研一郎などクラシック音楽界で活躍している人たちによるコラムも興味深い。
 ベートーヴェンの伝記は、手軽に読めるものが他にも出ているし、ソロモンによる大部のものもある。私は、そのソロモン著の伝記を読み始めたところであるが、こちらの本にはカラー写真などが載っていないので、ときおりこの文庫本の写真や挿絵をながめながら読んでいる。ともかく、初めてベートーヴェンの伝記を読む人に広く勧められる好著である。
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