素晴しい復刻である!!!
ここ数年バイロイトの板起しのリリースが続き、食傷ぎみではあったが、このディスクは素晴しい音質である。オーボエ・フルートなど高音部は伸びやかになり、コントラバス・ティンパニなど低音部は膨らまずに引き締まり、リアルで熱気を帯びた音がスピーカーから突き出して来る。
かと言って、変なデフォルメのない、自然でノーブルな美しい音色が聴かれる。
他社既発売のものに比べ、更についたてを一枚取りはずしたような、眼前に迫って来る音像となっている。まさに、オーケストラの直前で聴く臨場感がある。
元々音が良くないと思っていたバイロイトとは信じられない!!
また、デルタ独自のノイズ除去により、レコードのトレースの際の物理的雑音は驚異的な少なさである。また、その処理による音質への影響は全く感じられない。
(当然、聴衆の雑音は残っている、また咳などのリアルなこと・・・)
正規CD、レコードからの板起しにかかわらず、現在入手できるメディアの中で、トップクラスの音質である事は間違いない。
迷うことなく、当ディスクを入手されることをお勧めする。
42年ベルリン盤などとともに、デルタ社の素晴しい成果に最大級の感謝を致します。