登録情報
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| 1. 交響曲第5番ハ短調op.67「運命」 |
| 2. 「エグモント」序曲op.84 |
| 3. 大フーガ変ロ長調op.133 |
「運命」と「エグモント」序曲は、フルトヴェングラーが戦後初めて再びベルリンで指揮をした復帰コンサートの第3日目にあたる1947年5月27日の歴史的ライヴ録音。連合軍に破壊され尽くし、衣食住にもこと欠く廃墟のベルリンにあって、人々はこのコンサートの切符を買うために、大切にしていた靴や嗜好品さえも手放し、何日も行列に並んだという。舞台にフルトヴェングラーが現れると、人々は立ち上がって拍手し、狂気にかられたように大声で叫んだと伝えられる。
半世紀を経た今でも、噴火するマグマのように熱く、燃えに燃えたこの奇跡の演奏記録は生々しく、私たちの人生を変えてしまうほどの衝撃的な「力」を秘めている。まさにクラシック音楽すべての頂点に輝きわたるであろう、永遠不滅の名盤なのである。
弦楽合奏版「大フーガ」は1952年2月10日のライヴ。ベートーヴェン晩年の心境を象徴する、難解な哲学にも似た作品だ。ベートーヴェンの神秘的で力強い言葉が幾重にも折り重なっていくような不思議な迫力は、フルトヴェングラー以外の何者にも成しえない思索的な世界である。(林田直樹)
モノラル録音の古い演奏なのに、再生スイッチを入れた瞬間、今までに聴いたことのあるあらゆる音楽のジャンルを越えて私の心に深く染み込んできた。人間の精神の最も深く、最も高いものに繋がる何かを感じずにはいられなかった。
あの日以来「人間」フルトヴェングラーの演奏の虜になってしまった。
今までに購入してきた商業主義音楽達が一気に色褪せた。
最近のくだらないTVや映画を見る時間より彼の音楽に耳を傾ける時間の方が長くなった。
私の生活を大きく変えてしまった一枚である。あなたが心のなかに何某かの葛藤を抱え打ちひしがれている時、彼の指揮するベートーベンに耳を傾けるのは決して時間の無駄にはならないだろう。
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