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ベートーヴェン:交響曲全集(DVD付)
 
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ベートーヴェン:交響曲全集(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition]

ティーレマン(クリスティアン) CD
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登録情報

  • 演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 指揮: ティーレマン(クリスティアン)
  • 作曲: ベートーヴェン
  • CD (2011/11/30)
  • ディスク枚数: 6
  • フォーマット: CD+DVD, Limited Edition
  • レーベル: SMJ
  • 収録時間: 372 分
  • ASIN: B005OCSS7G
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

2008年12月から2010年4月まで4回に分けて開催されたティーレマン&ウィーン・フィルによるベートーヴェン・チクルスは、現在ヨーロッパで最も注目を集める指揮者と名門オケという新鮮な組み合わせで高い評価を得、地元ウィーンのみならずパリとベルリンでも演奏されて絶賛された。当アルバムはその模様を完全収録したもの。2002年のラトル盤以来、ウィーン・フィルにとっては6組目の全集となる。
「20世紀のベートーヴェン演奏の王道を行くような解釈」「ウィーン・フィル特有の音と響きが鮮明に聴こえてくる」「モダン楽器の演奏にもまだ新しい可能性があることを強く印象付ける」と高い評価を得た演奏で、ティーレマンは、ヴァイオリン両翼型の正統的なオーケストラ配置を採用、楽譜も旧来のブライトコプフ版を使用することで、まさに時代の趨勢に逆行し、この名門オーケストラの長く深い伝統の中で熟成されてきたベートーヴェン演奏を現代に鮮烈によみがえらせている。

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形式:CD
ティーレマン/ウィーンフィルのベートーヴェン交響曲チクルス、一部がテレビ放映されてから、DVDの発売までもかなり待たされた気がしますが、もう無理かと諦めかけていた待望のCD化がついに実現しました。ティーレマンの指揮には、賛否両論あるようですが、とにかくウィーンフィルの音色が、久々にとことんウィーンフィルっぽい(変な言い方ですが)のです。おそらく反対派の人の多くは、この演奏を斬新さや実験的意欲にかける演奏だとして非難していらっしゃるのでしょうが、逆にいえば私のような保守的な好みの人間にとっては、最新の録音でこれほど安心して典型的なベートーヴェン・典型的なウィーンフィルをたっぷり堪能できる機会は、近年めったにないことだと感じ、嬉しい限りです。先に発売されたDVDとならんで、この全集は私にとって生涯の宝となること確実です。皆さんも是非一度聴いてみてください。ただし、少しだけ残念な点として、DVDには収録されていた「コリオラン」と「エグモント」の二つの序曲が、このCDでは抜けていることがあります。収録時間からすれば、何とか詰め込むことは可能だったと思うのですが…。また、これは私の主観もあるかもしれませんが、DVDに比べるとCDの音声のほうが、ややぼやけた音に聞こえるような気がします。もしかすると、発売メーカーの違いによる音質・音色の差かもしれません。
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形式:CD
 基本的には先行発売されたBD/DVDのサウンドトラックのようだが,前後の拍手が全てカットされているので多少の編集はされているものと思われる。拍手はカットされているが,演奏中のノイズは結構大きく入っていて,ライブ録音だということははっきり分かる。
 ティーレマンの演奏の特徴としては,(1)極端なテンポの変化,'(2)徹底した弦優位のバランスの2つが挙げられる。(1)については,テンポの変化自体は曲想に則ったものなのでいいのだが,その差が激しすぎるため,かなりぎくしゃくしているのが問題である。ティーレマン自身,消化し切れていないのではないか。とても素人っぽい。時折出てくる急ブレーキやゲネラルパウゼも,わざとらしさの方が強く感じる。'(2)については,映像で見ると,5番と6番がホルン2本を3本に,7番と8番がホルン2本を4本に,9番が木管を倍にしているだけで,弦楽器が最近の演奏にしてはかなり多いのに比べて管は基本的に楽譜どおりであることからもティーレマンの意図が分かるように思う。オンマイクの録音も弦優位に寄与しているのではないかと思う。内声部の管楽器は決して弦の音を突き破って前に出てくることはないし,管のソロの部分は音が弱く,小さく,バランスが悪い。7番などで,ウィンナ・ホルンの音を聴きたい人には不満があるだろう(そういう人はアバドの新盤を聴くべし)。9番でも,第2楽章でホルンの旋律化を行っているが,中途半端な弱々しい吹かせ方なために,旋律化した意味が分からない演奏になってしまっている。
 これらの特徴が典型的に現れているのは第3番ではないかと思う。テンポの変化について言うと,第1楽章は19分を超える長さなのだが,第1主題のテンポは割と速めなので,19分超というのは記載ミスかと思ったのだが,途中,極端にテンポを落とす箇所が頻出するため,結果これだけの時間がかかっている。また,この楽章の最後の所ではトランペットの旋律化を行っているが,管を終始抑え気味にしている延長にあるせいか,なんとも情けない音になってしまっている。
いろいろ不満を書いたが,聴いて思うのはウィーン・フィルの弦の音の美しさだ。アインザッツが乱れるところが多いのが残念なのだが,やはりウィーン・フィルはいいなと思わせる。この辺は,全く逆のアプローチを採ったラトル盤とは対照的である。ラトルはとにかくウィーン・フィルらしさを殺すことだけに執心している感じで,おそらく演奏者を伏せて聴かされたらどこのオケか分からないだろう。しかし,ティーレマン盤は,弦の音だけでウィーン・フィルだと分かる。指揮者の技術は圧倒的にラトルの方が上で,ティーレマンは素人のように思えるが,しかし,ウィーン・フィルのベートーヴェン全集を買う人は,結局のところ指揮者の解釈よりもウィーン・フィルの音を聴きたいのだと思うので,これから数十年後,どちらの全集がより聴かれているかと言えば,ティーレマン盤なのではないかと思う。
 CDとBD/DVDとでどちらかがいいか。もちろん,ウィーン・フィルの楽団員の演奏が見られるということではBD/DVDがいいに決まっているが,ティーレマンの指揮姿は決して恰好いいものではないので,音楽に集中するという意味ではCDの方がいいかもしれない。ティーレマンの指揮は,大柄な割に軽薄な動作(例えば,左手を前に突き出し,右手をやや引いて小さくこねくり回すように動かすしぐさ)が多いのと,強拍で棒を振り上げる癖(腕の上下の動きが通常と逆)が見ていて気持ち悪くなることがあるなど,見ていて面白くないし,嫌になるからである。
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