- 演奏: ギレリス(エリザベータ)
- 作曲: ベートーヴェン
- CD (2006/11/8)
- ディスク枚数: 1
- フォーマット: Limited Edition
- レーベル: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 収録時間: 68 分
- ASIN: B000I0S8MO
- おすすめ度: 5つ星のうち 4.6 レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
- Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 54,016位 (音楽のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
静謐なる世界に響く凛としたフォルテシモがジャケそのものですね。,
By 居酒屋の親父 "とほほの助" (長崎県長崎市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番&第21番&第26番 (CD)
「悲愴」のも良かっけど、これも良いジャケですね… ギレリスの作品はやっぱりグラモフォンにしては異質なんですね。 「悲愴」では余り感じなかったけど… ピアノの音が異常なくらい透明感が有り独特、ってかスタンウェイじゃないような… グラモフォンでシリーズ化されてる「スタンウェイ・レジェンド」にもギレリス入ってないし… ベーゼンドルファーみたいな音、早速ワタシのベーゼンのリファレンス盤の「エディ・ヒギンス・ソロピアノ」と比較すると… やっぱりベーゼンっぽい様な気がする。それにしても惚れ惚れするよな官能的なトーンですね、特に「テンペスト」の録音は素晴らしい!フォルテシモは一音たりとも曖昧さが無くバキッと明瞭で 、ピアニッシモのまるで掃き浄められたばかりの石庭の様な気高い静寂さ、最高レベルに設えられた音場の中で、ギレリスは一点の曇りも無い研き込まれたトーンを、一瞬の迷いすら感じさせない驚異的なタッチで楽曲へと構築していく、いくらクラシック素人なワタシでも完璧な演奏であると解る明快なる説得力が有ります。 ワタシ的には「テンペスト」の第二楽章アダージョのピアニッシモの表現に惹かれます、ここだけ真夜中にこっそり酒飲みながら聴きたいくらいに心地好い音ですね。「ワルトシュタイン」の第三楽章の強烈な打鍵で畳み掛け、明快に高みへと楽想を直線的に導く力強さは凄い… 最後のバキッバーンっ!みたいなとこ… 快感ですね、胸のツカエが一気に下りるってこれだな。 ただ「告別」は残念ながら録音も完璧とは言えないし、ギレリスの演奏も前二曲に較べると明快なる説得力に欠ける気がする、余りにも前曲の第三楽章が完璧であったから、そう感じるのかも知れないけど… ちょっと残念な気がしました。(とほほの助)
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
お勧め,
By bluebonnet (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番&第21番&第26番 (CD)
ギレリスは、鉄拳でピアノを弾くという間違ったイメージを持っていた。バックハウス、アラウ、ケンプ、ポリーニ、ブーニン、ホロヴィッツを聞き比べて、ギレリスの透明度の高い決勝のような演奏のとりこになった。強く打鍵する時はもちろんあるが、それも非常に透明度の高いもので、心が洗われる演奏が聴ける。バックハウスの全集がムラがある、ベーゼンドルファーでの演奏などスタインウェイのギレリスと一概には比べられないが、バックハウスの方が上だとは感じるが、ギレリスのあの音作りは、全く別物と考えて、両方持つと良い。協奏曲では、指揮者のセルとギレリスの競演がおもしろいのではないだろうか。ばら売りよりは、ギレリスの残したピアノソナタ集でまとめて買う方がよい。1枚聞くとまた次が聞きたくなるから。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ミスター・ベートーヴェンの称号はギレリスにこそ、ふさわしい,
By
レビュー対象商品: ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番&第21番&第26番 (CD)
ベートーヴェンのピアノソナタにハマるきっかけとなったのが、プレゼントされたピアノソナタ第8番悲愴、第13番、第14番月光の収録されたCDでした。ギレリスのピアノは、まさに私がベートーヴェンに抱くイメージそのものでした。ダイナミックな打鍵、冷たく硬質なピアノの音が、行き場のない激情をピアノに叩きつけるベートーヴェンの姿をそのものを体現していたのです。ギレリスの虜になった私がすぐにこのCDを買ったのはいうまでもありません.このCDでとくにお勧めしたいのが、テンペストとワルトシュタインです. まずは、激情を胸に秘めつつ、現実と非現実の狭間をさまよい(これはバレンボイムの受け売りです)苦悩するベートーヴェンの姿が彷彿とされるテンペスト第一楽章。しかし白眉は第三楽章.さりげない演奏のなかで、ベートーヴェンの哀しみが、なんと切なく美しく浮かび上がっていることか!.いつかはこんな風に弾けるようになりたいモノです. 次に、男性的なベートーヴェン・ピアノソナタの中では女性的とも思えるワルトシュタイン.軽快な疾走感、雄大かつドラマチックな展開で、なんとも爽快な気分に浸ることのできるでしょう. ギレリスの演奏には、迷い、不自然さ、曖昧さといったものが一切なく、過剰な感情移入による破綻もありません.シンプルといえばシンプル.しかし計算し尽くされた全くスキのない演奏だと思います.そして全ての曲に一貫した哲学を感じます.まさにベートーヴェン・ピアノソナタのベンチマーク、ゴールドスタンダードとすべき名盤.先に挙げたCDとセットで購入されることをお勧めします。
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