題名はいかがなものかとか思いますが、ソナタを料理に例えるなど、非常にわかりやすい本です。
しかも子供だましに終わっておらず、ちゃんと楽曲分析(アナリーゼ)をしています。
(ソナタ第一、第二主題の提示、確保、推移、展開 再現部など)
譜例も豊富です。
「エリーゼ」の他には、悲愴、月光、20番のソナチネのソナタなどが取り上げられています。
しかし後半はベートーヴェンの生涯を、簡単な楽曲分析を交えて紹介するという内容で、ある程度ベートーヴェンについて知識のある人にとっては物足りないかもしれません。
ページ数の割には高い気もします。
とはいえ、アナリーゼ入門としてはよい本だと思います。