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~加藤真一のベースで聴く極上の映画音楽~ 前作『Melody by CONTRABASS』でもベース/コントラバスの魅力を体感させてくれた加藤真一。この新作は、映画音楽に真正面から取り組んだ感動作。前作と同様にピアニスト浅川太平とのコンビとなるが、もはや名コンビといえる2人が感動の名画の世界へ誘う。 『ディアハンター』から「カヴァティナ」、『イージー・ライダー』から「ワイルドで行こう」、『不良少年』から武満徹作「不良少年」、『マホガニー物語』から「マホガニーのテーマ」をはじめ、全13曲収録されているが、黒澤明監督の名作『生きる』から「ゴンドラの唄」の選曲は涙もの。『ニュー・シネマ・パラダイス』からの2曲も嬉しく、「過去と現在」でのアルコ(弓弾き)の響きも感動的。 偉大なジャズ・ベーシスト、ポール・チェンバースの名盤『ベース・オン・トップ』を思い起こさせるようなタイトルもよく、ジャケットも素敵だ。正にベースが奏でる映画の楽園が広がる一枚。(加瀬正之)