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ベースボールの夢―アメリカ人は何をはじめたのか (岩波新書)
 
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ベースボールの夢―アメリカ人は何をはじめたのか (岩波新書) [新書]

内田 隆三
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

二〇世紀資本主義への転換期、開拓フロンティアの消滅や都市の時代の始まりを背景として、ベースボールは成立した。当時、衰退の波にさらされていたミドルクラス・白人男性の「夢」として、数々の神話や幻想を織り込みながらつくられた、壮大なスペクタクル。アメリカ人はそこに何を託したのか?豊富な図版とともに読み解く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

内田 隆三
1949年大阪府に生まれる。1980年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。専攻は社会理論、現代社会論。東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 230ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2007/8/21)
  • ISBN-10: 400431089X
  • ISBN-13: 978-4004310891
  • 発売日: 2007/8/21
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
「アメリカ人の精神と心を知ろうとするならベースボールと、そのルール、現実を学ぶのが
よい」とはあるフランス人批評家のことば。

 本書は「ベースボール」のルーツをめぐる諸説を検討するにはじまり、ベーブ・ルースなる
「稀有な男が現れるまでのベースボールの、つまり資本主義とアメリカの夢の軌跡」について
論じる。

 このゲームの起源をめぐる「ダブルデー=クーパーズタウン神話」なるものは、アメリカの
形成過程の歴史と不可分の結びつきを以って語られる。
 ルールの発展においてますます強調されるようになった「男らしさ」は、アメリカの白人
男性の理想を象徴的に表現している。
 …といった具合に、ベースボールなるスポーツの歴史に社会学的なライトを当てることで、
アメリカンマインドの深層に切り込んでいくのがこの本の目的。
 単純にメジャーリーグ関連のトリビアを求めているのであれば、本書はさほどその要求を
満たすものではない。

 秀逸であったのは最終章、古き良きスモールタウンなどという馬鹿げた幻想――つまりは、
世界中に遍く「昔は良かったね」というありもしない妄想――と大都市型の消費社会の亀裂を
神話的に埋め合わせるものとしてベースボールを読み解く分析は実に興味深いもの。
このレビューは参考になりましたか?
形式:新書
「ベースボール」の歴史を紐解く本だと思ったら、
ベースボールの「社会学」を紐解く本でした。社会学の本は読みなれていないので、読むのが大変でした。
ベースボール創生の秘密に関する箇所は大変面白かったです。ベースボールの「かくあるべき」姿を投影した「かくあるべき創生の風景」が「創造」されていくさまは興味深かったです。
本文中でベースボールは「男のスポーツ」であることを目指していたと指摘されています。もしかしたらそうした昔の考えが現在のスポーツ界において、男子は野球、女子はソフトボールと分化が進んでいる要因なのかもしれませんね。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 蔵前
形式:新書
野球って、人気が低下してる低下してると言ってもやっぱり興味を持ってしまうスポーツですな。
でも、野球の歴史はと訊かれると答えづらい。そもそも野球の発祥とルールはどのようにしてできるのかというとどうしても口を濁してしまう。
能書きについては以上ってことで、本書はアメリカにおけるベースボールの概念について書かれている。ベースボールを通じてアメリカのナショナリズムに関して事細かに書かれている。
感想としては野球の起源については非常に興味深く書かれていたが、それ以降についてはほとんどちんぷんかんぷんで終わってしまった。ベースボールとアメリカの歴史についての接点については少なからずわかったものの…。ただ、最後のベーブ・ルースについてはなかなかに面白かった。
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