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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
深い、広い、分かりやすい,
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レビュー対象商品: ベーシック 医療問題 〈第4版〉 (日経文庫) (新書)
医療をはじめとして社会保障の本を読みあさっているが、これくらい深くてわかりやすい本はなかった。最初から池上直己氏の本にあたっていればよかったと後悔している。本書では制度の表面的な説明にとどまらず、それまでの経緯や問題点もシンプルにわかりやすく説明しており医療を考えるうえで必読だと思う。アメリカやフランス、ドイツといったほかの先進国の例もあげられており、日本の医療をいろんな角度からみるうえでも役立つ。統計データやコラムもテンポ良く挟まれており、「へえ〜」の連続だ。メディアでよく取り上げられる混合診療の全面解禁がなぜいけないのか、本書を読んでよくわかった。 後段で介護にも触れてあるが、ちょっとコンパクトに詰め込みすぎていると感じた。まったくの初学者には少し辛いだろう。だがタイトル通り医療がメーンなので仕方ないのかもしれない。本当に分かりやすくて読み応えのある本だと思うので、もっともっと分量と情報量を増やしたハードカバーサイズが出ないだろうか。ぜひ読んでみたい。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
医療・介護他を経済の視点から手堅く案内,
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レビュー対象商品: ベーシック 医療問題 〈第4版〉 (日経文庫) (新書)
慶應義塾大学総合政策学部教授池上直己氏による医療・介護他を経済の視点から手堅く案内する「ベーシック医療問題」の第4版です。医療・医療経済という論じる者の立場の利害と経歴が反映され易い問題に対し、公平に論じようとする節度を感じさせる文体です。 人口構成の変化と伴い、急速に焦点化する「介護」を含む今後の社会保障としての「医療・介護」の論点整理に有用な一冊です。 この中で池上氏は、2012年の医療保険の診療報酬と介護保険の介護報酬の同時改定については、「大きな変化はない」と予想する。 さらに現在の問題点を整理した上で、医療制度改革を進めて行く上での問題点の整理として、エピローグ「医療改革の条件」では次の5条件を挙げている。 第一に、国民に持続的な負担増の理解を得るため、医師・医療機関が質の担保を組織的に取り組み、説明責任を果たし、その上でパイの配分にメリハリをつける。 第二に、すべての保険者を都道府県単位に統合する工程表をつくる。 第三に、医療提供施設とその設備と効率的なシステム構築への都道府県の責任を明確にする。 第四に、医療・予防事業・介護保険・年金・生活保護の各制度間の所管を整理する。 第五に、医療に関し典拠となるデータを整理し常に冷徹に分析し、バランスをもって対処できる司令塔となる組織を構築する。 容易には実現しないと思われる諸条件を含む論考ですが、さらに詳細な具体策の提示を次回作で期待したい。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
既存知識に深みを与える書,
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レビュー対象商品: ベーシック 医療問題 〈第4版〉 (日経文庫) (新書)
レビューをみて良さそうなので購入内容は他の方が詳しいので割愛するが 本書は断片的な知識を糊付けする役割があるし、 類書にはない見方ものっている。 例えばメタボ検診がかえって認知症患者を増加させ介護費用の方がたかくつく? なんてのも恥ずかしながらはじめて見ました。 一般知識に更に上乗せがある本なので 正直なところ一発目は他の本をよんでからの方が この本の真価がわかるような気がしないでもない。
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