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ベーコン [単行本]

井上 荒野
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

ささいで、そして艶めかしい、日常の営み
人の気持ちが動くとき、人生が少しだけ変わるとき、傍らにある料理と、それを食べる人々の心の機微を描いた珠玉の短編集。食べるという日常の営みが垣間見せる、エロティックで色濃い生の姿。

内容(「BOOK」データベースより)

何かを食べたい、ということは、誰かを抱きたいということだ。食と性愛にまつわる9つの短編。

登録情報

  • 単行本: 208ページ
  • 出版社: 集英社 (2007/10/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 408774891X
  • ISBN-13: 978-4087748918
  • 発売日: 2007/10/26
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 0.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 480,099位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くわもちじんぺい トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 ごく短い9つの物語に、不倫をとりまく人間模様が、角度を狭めてピンポイントで描かれる。それぞれの物語の空白感が面白い。何かが足りないと感じながら生きている空虚さが濃密だ。世の中の大切なことや重要な決定は、どこか自分の知らないところで進んでいる、という感じ。
 「父の水餃子」は、実父の井上光晴を色濃く反映していて味わい深い。「目玉焼き、トーストにのっけて」のアバンギャルドな暴走ティーンズは、井上にしては異色作でこれまた面白かった。
 だが、白眉は「煮こごり」だ。興味深いなぞの老人鵜飼をめぐり、周辺の女たちが右往左往しながら、結局鵜飼については何一つわからないまま物語が終わる。人生がわかると思うことなんて、錯覚に過ぎないと、強烈に思い知らされた。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By すみ
形式:単行本
新聞の書評を見て、面白そうだと手に取った一冊。
初めて読んだ作家だ。後で調べたら井上光晴の娘だった。
9つの食べ物と愛についての短編集。確か書評には「エロスが云々」ってあった気がするけど別にたいしてエロくない。しみじみと良い愛が描かれていると思う。
そして食べ物がちゃんと丁寧に美味しそうに描かれていて、好感が持てる。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
短編が好きでよく読む。一冊にいろいろな物語が入っていると、読んでいて得した気分になる。音楽や香りは人の記憶を呼び起こすものだが、料理には匂いがありそれぞれの短編の主人公たちはこの先、目玉焼きやベーコンを焼く香りでこの物語の情景を思い出すのだろうな、としんみりする作品集です。
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最近のカスタマーレビュー
食べることは生きること
食べ物にまつわる短編集。私は『煮こごり』と表題作『ベーコン』が好きかな。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/26 投稿者: RURU
老成した筆致は非常に素晴らしい
「食欲→食事→性欲」という緩い関係性を軸に、
組み立てられた九篇の短編集。

一つ一つの短編には味わい深いものがあるが... 続きを読む
投稿日: 2008/6/16 投稿者: アジアの息吹
絶妙な味わい
今の自分がぴったりしっくり共感出来る短編集で、思った以上によかったです。いくつかの物語で、たんたんとした大人のわりきりが描かれていますが、これは自分がこの齢になっ... 続きを読む
投稿日: 2008/2/10 投稿者: sandii
食するということ
九編からなる短篇集。どれも食にまつわるストーリーで、性欲と同じように食欲はなんて淫靡なものであるんだろうと思いました。一話めにある『ほうとう』は食欲が満たされてこ... 続きを読む
投稿日: 2008/1/8 投稿者: 小口栞
九つのメニューにのせて……
九つの食べものと、九人の人生のある時をすくいとった短篇集。
『ズームーデイズ』を読んだ時も感じたのだけれど、... 続きを読む
投稿日: 2007/12/26 投稿者: ふれん堂
食の思い出は深い・・・
栗を食べると死んだおばあちゃんを思い出したり、ブルーベリーを食べると元彼を思い出したり・・・。... 続きを読む
投稿日: 2007/12/25 投稿者: ちくわ
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