これは野外術でもあり同時に料理本でもある。油が美味さの決め手!全く同感。「きよ鍋」は我が家にも存在する。うちでは「白菜鍋」と呼んでいるが本当に生醤油だけでこれだけの旨みが出るのが不思議。是非試されるとよい。
ぶたバラベーコンはどうせならイベリコ豚を取り寄せてためそうかと考慮中。
油好きの紀世彦が書く文章が何故かさっぱりして嫌味がない。トム・ジョーンズのギトギト歌を紀世彦が歌うとギトが取れ、さらっとした中に情感が溢れ品性さえ感じる歌になるのと共通している。
紀世彦の野外術は既製の価値観をも変えてくれる。料理同様シンプルで無駄がなく同時に自然にもやさしい。自分もやってみたいがちょっと勇気がいる。これでも私は女性だから。
とにかく思いがけない好書。