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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
強者どもが集う夏の祭典と仲直り,
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レビュー対象商品: ベン・トー 4 花火ちらし寿司305円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) (文庫)
まず、表紙で「今回の眼鏡っ娘ヒロインはちと魅力に乏しいかも」と思ってはいけない。【禊萩真希乃】は実に良い娘なのである。一部の御仁が時折発する「俺の嫁!」は真希乃にこそ相応しいと思ったくらい。この娘が二つ名付きの《狼》かと思うとそのギャップはかなりの破壊力である。今回は強化合宿(むしろ遠征という感じ)ということで少し趣が異なる。1章では行き掛けの駄賃とばかりにレース(あえてレースと言う)が行われる。アツくもおマヌケなオチが笑えるが、本編には絡まないため何だか別個の短編のようでもある。 今回は私服なためか佐藤洋がやたらと槍水先輩の服装やその他諸々に、それこそ自分の二つ名(仮)に恥じないような粘りのある熱視線を送っている。槍水先輩も祭りの時には洋と何だか良い雰囲気になっちゃったりしており、当初は違和感のあった《氷結の魔女》の由来が、今ではしっくりくるお茶目で可愛らしい一面を覗かせている。そして何と言っても大活躍なのが白粉さん!『インモッ』といい神輿担ぎといい、アッチ方面で怖いくらい満喫&謳歌している。『魅惑の腹毛』の読み方も素敵過ぎるし、『筋肉刑事』の熱烈な読者(信者?)まで現れる始末である。 本編は仲の良い2人がふとした行き違いからできた溝を信頼と思いやりで修復する話で、前巻と同じく人と人との微妙で繊細な関係にスポットを当てた秀逸なもの。ここで活躍するのが著莪あやめである。真希乃に世話を焼く親友【淡雪えりか】と真希乃のやり取りをそのまま著莪と洋に置き換えると著莪の本心も透けて見えるのがニクい。この「親戚以上、恋人未満」な関係に変化は訪れるのだろうか。『洋くん、大好き!』みたいな新キャラを登場させて槍水先輩共々掻き回すのも面白いかも。バトルのクライマックスが一騎討ちというのも新鮮だったが、実は何気に半額神も各地にいて《狼》達に理解を示しているのが嬉しかったりする。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
“勝利の一味”を求め半額弁当を奪い合う少女達と変態の物語その4,
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レビュー対象商品: ベン・トー 4 花火ちらし寿司305円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) (文庫)
年齢不問。性別不問。条件はただ一つ、己の食欲に嘘をつかないこと――。圧倒的な食品描写と格闘描写で楽しませてくれる痛快弁当売り場アクション小説。その四巻。 ……なんですが、今回は夏合宿編ということで、いつもより少し甘酸っぱさとお色気を増量気味で白粉さん大歓喜。 すっかりマドンナ役と化して影の薄い槍水先輩も美乳で生き残りをアピールしつつ、もうおまえらくっついちゃえばいいよ的主人公と白粉さんの変態合戦の前に現れる幼い美少女狼二人。例によって弁当より美味そうなどん兵衛。 そして今回ちょっぴり乙女な著莪あやめが彼女たちに熱い(主にセガへの)気持ちを語ります。 狼たちの群像劇ともいえる当シリーズの中でも、主人公は割とまっとうに成長してきたのですが、今回は“強化合宿”というお題目でそこはパスして物語は主に少女たちにウエイトがあります。同時に熱い“男臭さ”の方も設定でクリアという感じで、全体に番外編とはいわないまでも少年誌系成長ドラマの進行は減速気味。 その代わり各地の狼たちの生態や、今までの連中のさりげない消息なども加わって“弁当”の世界は広がるばかり! という巻です。 読みにくくはないのですが世界観がカッとんでいて、この巻からだとついて行くのが大変なのでぜひ一巻から順にお読みください。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
う〜ん・・・,
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レビュー対象商品: ベン・トー 4 花火ちらし寿司305円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) (文庫)
しょっぱなから読む気がいくらかそがれた気がする。少しネタバレになるかもしれませんが、登場人物がこの巻だけでそりゃまあしこたま出てくる。 ワクワクする半面あまりのも多すぎるためか、一人ひとりの個性を出し切れてないような気が・・・ 後あと登場するとしたらその時にまた期待したい。 これだけ書いておいて何かアレですが、やはりベン・トーはおもしろいですね! 自分だけかもしれませんが、奪い合いの結果次第でここまで腹が立つほど悔しくなったり、「おお!」と思わず歓喜してしまうほど読んでいて感情を露わにできるモノはそうそうないと思うし。 しかし他の巻と比べてしまうと、どうしてもこのような評価となりました。
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