ベンジーは茶色の犬です。
家族旅行に連れて行ってもらえなかったベンジーはどうしてもあきらめきれず、よく朝、散歩に連れて行ってくれたメアリおばさんの腕を飛びだし、みなとに向かっていちもくさん。
あった!あのふねだ!
ベンジーは昨日家族が乗っていった船にそっくりな、べつの船に乗り込んでしまうのです。
いったいどうなってしまうんでしょう。。
ベンジーが乗り込んだ船はすでに、ねこのジンジャーのなわばりなのでした。
追いかけられて逃げまくるベンジー。
おなかもすいたし、さみしいし…。するとどこからかいいにおい。
この時、ふとったコックさんが素手で分けてくれるハンバーグがすごくおいしそうに見えます。
ベンジーはジンジャーを助け、すっかりなかよしに。
そしてまた、もとの港にかえって来ます。
家族みんなのほっとした顔、中でも憔悴していたらしきメアリおばさん(預かり主)に同情してしまいます。
さいごはやっぱり、家族いっしょがいいねと、子供たちの会話と絵で語っています。
置いて行かれたらさみしいよね。
冒険も楽しかったけれど、家族と一緒にいられるしあわせが、ベンジーを通してしみじみと感じられる作品です。