内容(「BOOK」データベースより)
『東洋の理想』『茶の本』等の著作でアジアの、また日本の文化を顕彰した天性の詩人・岡倉天心。全身全霊で「美」と「愛」に憧れつづけて生き通した桁はずれな男の生涯をめぐる女性たち―九鬼隆一の妻・波津子、姪の八杉さだ、そして“宝石の声なる人”プリヤンバダ・デーヴィー。彼女たちとの秘められた愛と、天心の心の奥底に潜む「暗愁に閉ざされた牢獄」を描ききった評伝文学の傑作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大原 富枝
小説家。1912(大正元)年、高知県生れ。60年、『婉という女』で、第14回毎日出版文化賞、第13回野間文芸賞を受賞。70年、『於雪土佐一條家の崩壊』で第9回女流文学賞を受賞。90年、勲三等瑞宝章を受章、98年に芸術院賞・恩賜賞受賞。芸術院会員となる。2000年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)