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ベルリン・コンスピラシー (ハヤカワ文庫NV)
 
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ベルリン・コンスピラシー (ハヤカワ文庫NV) [新書]

マイケル バー=ゾウハー , Michael Bar‐Zohar , 横山 啓明
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 987 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ホテルで目覚めたアメリカの実業家ルドルフ・ブレイヴァマンは、不可解な思いにとらわれた。昨日はロンドンのホテルで寝たはずだが、ベルリンにいるのだ。間もなく彼は、62年前に仲間とともに五人の元SS将校を殺した罪で逮捕され、彼の息子ギデオンが一連の奇怪な事件の調査を開始する。父親の親友などの協力を得て、やがて暴き出す驚くべき国際的陰謀とは?巨匠が実力を遺憾なく発揮した待望の新作エスピオナージュ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

バー=ゾウハー,マイケル
スパイ小説の巨匠。1938年ブルガリア生まれ。ナチの迫害を逃れてイスラエルに移住する。ヘブライ大学卒業後、パリ大学で博士号を取得し、新聞社の特派員となる。1967年、イスラエル国防省の報道官を務め、同年の六日間戦争と73年の第四次中東戦争に従軍。その後、ハイファ大学で教鞭をとり、国会議員にもなった

横山 啓明
1956年生、早稲田大学第一文学部演劇学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 452ページ
  • 出版社: 早川書房 (2010/2/28)
  • ISBN-10: 415041212X
  • ISBN-13: 978-4150412128
  • 発売日: 2010/2/28
  • 商品の寸法: 16 x 11.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 363,059位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書
同じような謀略エスピオナージュ小説であるブライアン・フリーマントル(74歳)のチャーリー・マフィン(所属MI5)シリーズが
非常に複雑なプロットで、最後の最後まで、いったい誰が誰の為に謀略を仕掛けようとしているのか、
分からない仕組みになっているのに比して、このバー・ゾウハー(72歳)の作品は謀略の構図が非常に
分かり易く明快で、サァ〜と読み進めて、あっという間におしまいと言う感じ。
やはり巨匠と呼ばれるだけの事はあり、標準点以上の手堅い作品=それなりに面白い作品とは
なっているのだが、山谷の少ない=凄い盛り上がり=手に汗握るサスペンスには欠ける作品、
という印象は拭えない。

ギデオンがロンドンに飛んだだけで、謎はドンドン解明されて行き、<ロンドンで寝たはずが、ベルリンで目覚める>
この辺りのトリックも<やっぱりね。それしかないわな>という感じで、銀行職員のギデオンへの反応の件(くだり)
を読んだだけで、”感”の良い人は事情が理解できるはず。
ニッキーの年齢を計算すると(ルドルフが82歳ゆえ)80歳を優に超えていると思うのだが、いまだに、こんなに組織に
深く関与している、なんて?? ありか?少し無理があるのでは...
”黒幕”に関しても、意外性は少ない。というか、最初の方で、この物語の最大の懸案事項については早々と
開示されており、この黒幕の関与は当然、となる。
陰謀には実は代替があり、これによって懸案事項は解決に向う事となるのだが、最大の功労者は結局
イスラエルと言う事か...

海外での評価を知りたいところなのだが、本書は米国・英国で発売されていないようなのだが、どうなんだろうか?
イスラエルでのみ発売?

この辺、著者後書きにも、解説にもないんだが...
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:新書
 ルドルフ・ブレイヴァマンはベルリンのホテルで目が覚めたところを、突然部屋に踏み込んできた地元警察によって逮捕されてしまう。嫌疑は62年前の終戦直後に犯した殺人事件であるという。しかし彼は昨夜、確かにロンドンのホテルに投宿したはず。なぜ自分はベルリンにいるのか…。
 
 ユダヤ人虐殺の罪を償わせるために元SS将校たちを殺害していった<復讐者たち>といわれる実在グループに材をとった小説です。イスラエル人作家の作品だけに、大人のための重厚なミステリーに仕上がっています。

 読み終えて感じるのは、ブレイヴァマン本人が気づかぬうちにロンドンからベルリンへと移送されたのが事実なのか、そして事実ならばそれはどのような手段によるものなのかといった謎解きそのものはこの小説の眼目ではないということ。
 むしろ、62年も前の殺人が今になって突然表に出てきたその真の理由があまりにも現実味のある様子を見て、小説の外に現存するこの私たちの世界の闇の暗さを感じないではいられません。私は2001年9月11日の米国同時多発テロが、そして2004年3月11日に発生したスペインの列車爆破テロが、各国の政治をその後どう方向づけたかを思い返し、なにか薄ら寒いものを感じないではいられませんでした。おそらくこの小説を読み終えた読者であれば、この私の感想に共感してもらえるのではないでしょうか。

 そして圧巻なのは、最終章でブレイヴァマンが下す苦く重たい決断です。
 戦後60年以上が経過しても、あのような決断が世界を寄り良き方向へと導く唯一の手立てであると思わせられるほど、この社会に継続している病を見て、胸が引き絞られる思いがしました。

*「一線を交える」(365頁)は「一戦を交える」の誤り。
*「大統領はすっかりが目が覚め」(413頁)は「すっかり目が覚め」の誤り。
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形式:新書|Amazonが確認した購入
内容が安直過ぎる感じがしてのめりこむことができませんでした。
なんだかアメリカの人気ドラマシリーズを見ているような、あそこまで吹っ切れていないような、中途半端な印象でした。
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