この物語中の教派の最高権威である枢機卿の前に姿を現したグリフィス。枢機卿はこの出会いを天啓と信じる。
シャルロットと云う王族嫡子、次期国王の血統を手に入れ、教派からの権威を手に入れようとするグリフィス。
ガニシュカ大帝率いるクシャーンを駆逐すればクシャーンの進行に怯える領民や教徒から絶大なる信頼と尊敬を集め、
「光の鷹」の降臨を信じるミッドランド諸侯もグリフィスを王の中の王と崇める。
だが、ガニシュカも「闇の翼」フェムトも同じ「人外の者」なのである
クシャーンの進行もグリフィスからすれば自分の国を手に入れる為の布石でしかないのか?それとも因果の流れなのか。
しかし、ガッツからすればグリフィスは許されざる仇敵である。
このままグリフィスの思うがままに事が運べば、ガッツは教圏の全ての人を敵に回し、戦っていかねばならない。
鍵を握るのは、今巻でやっと己の居場所を見つけたファルネーゼの帰属する大ヴァンディミオン家か?
この漫画に関しての秀逸さを挙げれば、静の章も動の章も、全ては布石、伏線が張られている事である。
良く練り込まれているストーリー、途方も無く細かく書き込まれている描写。
すべてが面白い。あえて難を挙げれば新巻発売までが長すぎる。もうちょっとペース上げて下さい。