「ベランダをもっと楽しもうよ」というコンセプトで
広く浅く、いろいろなアイデアを提案している本。
著者自体が園芸初心者で、ベランダに何もないところから
いろいろな人の協力を得て、芝生をひいたり植物を置いたり
木工作業で棚を作ったり、手作り雑貨を飾ったりと
少しずつこつこつと、楽しむ手法を模索するさまがわかるので
「今はベランダに何もないけれど、何かしてみたい」という
ベランダ初心者におすすめ。
ただ、「経絡体操」とか「靴の磨き方」「コーヒーの入れ方」
「ベランダで見たい映画」「ベランダで読みたい本」の紹介などは
イメージ散漫というか、冗長な印象ではあり
ハウツーというよりは空気感を楽しむ本なのだと思う。
著者のタッチなのだと思うけど、描き文字が読みづらくて
読み飛ばしたくなってしまうのと、文章がポエティックで
スイートなのが趣味の分かれるところだなと思った。