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ベビーベッドはずる休み (南条姉妹シリーズ) (集英社文庫)
 
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ベビーベッドはずる休み (南条姉妹シリーズ) (集英社文庫) [文庫]

赤川 次郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

顔はそっくりでも性格は正反対の南条家の双子姉妹。結婚した姉の麗子に赤ちゃんが生まれたものの、突然、行方不明に!南条家を襲う怪事件に双子コンビの大冒険が始まった。(解説・宮部みゆき)

内容(「BOOK」データベースより)

南条家の双子姉妹。顔はそっくりだが性格は正反対。のんびり屋の姉・麗子は結婚して1児の母となったが、妹・美和は相変わらず〈暗黒通り〉の女ボス。赤ン坊の“サッチャン”を囲んで順風満帆の南条ファミリーを狙う不審な影、影、影。ある日、邸の地下室から若い女の死体が発見され、サッちゃんが消えた!?一家を襲う怪事件に立ち向かう双子コンビの大冒険がはじまった…。「ウェディングドレスはお待ちかね」の続編。

登録情報

  • 文庫: 344ページ
  • 出版社: 集英社 (1991/4/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087496988
  • ISBN-13: 978-4087496987
  • 発売日: 1991/4/17
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kaizen #1殿堂
形式:文庫
登場人物に宮部という男性がいる。
それだからではないだろうが、解説が宮部みゆき。

赤川次郎の小説の鍵が「孤独」とのこと。
なるほど、透明感のある登場人物は、孤独な人間には受け入れやすい。
さすが作家の視点はするどいと思いました。

本編は、どたばた喜劇(殺人などがあるとしても)として楽しめる。
あかちゃんのおしっこで爆弾が爆発しないというのは、いかにもわざとらしいが、それも喜劇だから愛嬌なのだろう。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 彩。
形式:文庫
軽快で読みやすい文体と読者を驚かせる意外性が特に傑出しており、加えて物語の着想アイデアも秀逸であると解説では述べられています。
総合病院を想わす各科の表題にも技法の卓抜さが見られることを高く評価しています。

「<外科>霧の夜の忘れ物」

『霧の夜などというものは、ロンドンにこそふさわしいのであって、この郊外の近代的な高層マンション群には全く似つかわしくない衣装であった。
それでもTPOにお構いなく、気象条件さえ整えば当然霧は発生するのである。』
この最初の文章から、霧の立ち込めた夜の団地という情景が読者を誘い込みます。

団地に突然現れた<切り裂きジャック>の不可解な目的から目が離せません。

「<小児科>スターのゆりかご」
ほんの小さなきっかけからやっと五歳になる娘がスターになり、生活が一変してしまったサラリーマンのやりきれない日常を描きます。
スターの周囲とは大変なもののようです。

「<眼科>美しい闇」

この本の中で私が最もおもしろいと思った作品です。
殺人事件の目撃者は目が見えない少女でした。優秀な若い医師によって長い間失われた光を得た少女は、三人の容疑者と会って見ることになります。
読者を飽きさせない展開の物語です。切ない印象のラストに惹かれました。

「<精神科>殺人狂団地」

新たに開発された団地に次々と住人が入居してきます。引っ越しを祝う会で住人の一人がふと感じた違和感は、後に大きな脅威となります。
この人怪しいと読者は気づくが住人たちは全く気づいていないという、テレビのサスペンスドラマを見ているような気にさせられる物語です。

「<産婦人科>見知らぬ我が子」

単調で平和な生活を送る作家のもとへ見知らぬ女が子どもを連れて静かに押しかけて来ます。『あなたの子どもです』と。あまりにありふれた作り話を続ける女に興味を誘われ、作家は女の嘘に付き合います。
そして気弱でお人好しな作家は、女に奇妙な憐れみを覚えます。
個人的には最も嫌いな作品です。

「<放射線科>残された日々」

あと三ヶ月の命と宣告されている少女が、残された時間を好きなように使いたいと旅に出ます。少女は海辺の町で中年の男と知り合い、同行することになります。男は変わってしまった自分にいや気がさし、変わらないもの、昔の通りのものを見たくなってこの町に来たのでした。
海だけはずっと同じで変わらなかったのです。静かな温かさが漂う物語です。

「<法医学教室>明日殺された男」
法医学の権威の教授へ珍しい死体がやって来ます。
『死体は語る』とか比喩的に言うことはありますが、実際に口をきき、自分自身の検死を依頼されるのは教授も初めてでした。
足はついていて、幽霊ではありませんでした。
出だしから意表をつく作品です。

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