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ベトナム報道 (講談社文芸文庫)
 
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ベトナム報道 (講談社文芸文庫) [文庫]

日野 啓三
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商品の説明

内容説明

芥川賞作家のベトナム戦争記録が初文庫化!芥川賞作家の日野啓三が新聞記者時代に書いたベトナム戦争報道記。朝鮮半島からベトナムへと移り、戦争を見つめる鋭い眼差しと風や土を感じさせる文章が特徴的。

内容(「BOOK」データベースより)

のちの芥川賞作家・日野啓三がベトナム戦争の特派員時代を書いた戦争報道の日常。米国の通信社へ反発し独自の記事を送っていた裏でどのようなことが起こり、どう感じていたのか―筆者の戦争を見つめる鋭い眼差しと人間関係が精緻な文章から浮かび上がってくる。その後の作家人生に大きな影響を与えた作品。

登録情報

  • 文庫: 320ページ
  • 出版社: 講談社 (2012/1/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062901455
  • ISBN-13: 978-4062901451
  • 発売日: 2012/1/11
  • 商品の寸法: 15.8 x 10.7 x 2.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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この時期に文庫化されたのは、近年、御用報道ではないか?と不信感を抱かれることの少なくなかった報道機関やジャーナリスト諸氏に、かつて不自由な環境のなか奮闘した記者たちの志を思い起こさせるためだろうか。

後に美しくきらめく繊細な作品を数々発表した作家が、若き記者時代に、(むかしの)記者に特有な澄んだ瞳とナイーヴな心で、報道とは何か、伝えるべき本質は何か自らに問いながら、混沌としたベトナムで見たもの聞いたもの考えたことを綴った体験記ともいえる随筆。
徹底して憶測を抑え、表層に惑わされず、真実を見極めようとする理性に、記者としての性を感じる。
後に小説に描かれる非現実が、常に現実感を伴っていたのは、この記者としての性が、作家になった後にも失われなかったためだったのかもしれない。
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
ジャーナリストは千行に漲る血の匂いを十行に煮詰めねばならぬ。
作家である日野啓三は、記者となって、あくまでも自己を保持しつつ自己を捨てるにはどうすればよいか苦悶した。

文学を志したが、自身がなく東大文学部社会学科という中途半端なところに進学した。
文学部なら仏文とか哲学とか、人生を捨てる覚悟が必要だ。

その日野啓三は、読売新聞に入社したが、社会部に配属されて記事を書き自分の文章が荒れるのを嫌い、
外国語も話せないのに、外報部を希望した。

そして北爆。

作家は何を伝えたのか。
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