この新・個人旅行は、400ページ強のボリュームの割には重くなく、地図も取り外せ、主な観光地は網羅してありますので、結構気に入っています。カンボジアのアンコール・ワットも一緒に掲載していますので、国別の編集ではないところにこの本の使い勝手のよさがでているでしょう。
ベトナムは多くの世界遺産のあるエリアです。48ページの紹介のように、ハロン湾、古都のフエやホイアン、ミーソン遺跡の聖地跡は確かに貴重な文化財です。フォンニャ・ケーバン国立公園の幻想的な鍾乳洞は是非訪れたくなるような魅力を兼ね備えていました。全長65キロと言われている世界最長の地底川の存在は神秘的で幻想的です。
現地でのお楽しみのスパタイムの情報も6ページにわたって紹介してありました。コロニアルホテルのページもフランス文化を彷彿とする建物が多く、泊まることを目的としての旅もまた乙なものでしょう。
グエン朝のフエは1000年の歴史を刻んだ古都です。王宮や寺院など見所も多く、ベトナム観光では外せない都市の代表格でしょう。掲載写真からもその魅力が伝わってきます。
ハロン湾のクルーズもしてみたいことの一つです。日帰りと1泊2日の両方のコース設定が掲載してありました。
その他、豪華列車の旅や、アンコール・ワットの過ごし方ベスト10や、タ・プロームの巨大な樹木と遺跡の姿など、旅情をかき立てる情報が満載です。旅の基本情報も収めてあり、歴史と文化についても分かりやすく解説してありますので、類書と比較して有用だと思いました。
現在この改訂版が出ていないようですので、是非次の版を期待しているのですが。