乙一が小説を、イラストは釣巻和。
フルカラーの絵本のような美麗本+坂本真綾朗読のCDとのセットボックスブックです。
釣巻和さんは最近の方で非常に売れている…というほどではないようなので知らない方も多いかもしれません。
小説は乙一ならではのショートストーリー。
ある少女がある人物に語る宇宙のホラ話。その日はいつもと違う語り出しで始まる日がありました…全体を通して星や宇宙の話です。
全部で50ページ程度、しかも字もゆったりとした間隔で(字のサイズは普通の文庫やボックスブックと同じくらいです)見開き、または1ページごとにイラスト入り。 フルカラー、しかもシーン毎にイラストがあって絵本のようです。
絵柄としては童話迷宮が一番近いような気がします。 男性、女性問わずすんなり受け入れられる少女漫画でも少年漫画でもない「人間」が描かれたイラストです。
本当に彼女の口から声が聞こえるようなイラストでした。
CDはゆったりとした朗読で70分あります。ちなみにCDケースもフルカラーイラスト。 本を読みながら…には少しゆっくりすぎるように感じました。
本当にベッドタイムに聴きながら眠るのにはオススメです。
語りは低め、少女の声も高すぎず可愛らしく苦になりません。
ファンには(というかフルカラーブックで朗読CD付きなら)安いくらいなのかもしれませんが短編なのと、本がすごく傷みやすい(鞄に立てていれてましたが角やチリ部分まですれると白くなりますのでケース必須)ので-1です。
内容、CDも良かったので本がナイロンみたいにつるっとした傷みにくい加工ならぁと思いました。