ボサ・ノヴァがまた静かなブームを迎えています。
ボサ・ノヴァの女王と評されたアストラッド・ジルベルトが大好きでよく聴いてきましたが、今振り返りながら、改めて彼女の個性的な歌唱法には感心します。
抑揚を少し押さえ、ささやくようにポルトガル語を歌うスタイルは当時も新鮮でした。多分世界の人に愛されたわけもそこに潜んでいるでしょうね。小野リサの歌唱法もその延長線上にありますが、ビブラートをほとんどかけない発声法が「ボサ・ノヴァ」のスタイルを確立したと思うのですが、ね。
「サマー・サンバ」の軽やかさとけだるさは、確かに「SO NICE」です、いいですね。アメリカでは、インストゥルメンタル曲がヒットしましたね。
「過ぎし日の恋(ワンス・アイ・ラブド)」は、ジョビンが作曲し、ヴィニシウス・デ・モライラが原詩を作詞しています。軽快さは、この曲の持ち味で、それは英語の歌詞になっても変りません。アストラッド・ジルベルトならではの香りが曲から漂ってきます。
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」もいいですね。ささやくような英語ですが、雰囲気の良くし上がっています。
「いそしぎ」「デイ・バイ・デイ」のように当時大ヒットした曲のカバーもボサ・ノヴァになっています。アストラッド・ジルベルトの個性が光っていますね。