STING 『The Best of 25 Years』(2012)
集大成ベストから更に選りすぐった二枚組ベスト盤の登場です。
こちらがまた出来栄えの良い作品で、シングルヒットしていた時期に偏るわけでもなく、各アルバムからほぼ均等に選曲され構成されている(クラシカルの作品を除く)。そのうえ三つ折りの丁寧なパッケージにインナーもしっかりしている。
彼のベスト盤は以前ソロ10周年記念ベスト『
フィールズ・オブ・ゴールド~ベスト・オブ・スティング 1984-1994』、その後はTHE POLICE デビュー20周年記念に合わせた 『
ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・スティング&ポリス』(1997,2003) という半ば強引なベストだった。
STING の場合、キャリアの長さのわりには前述以外にベスト盤は多発していないので、この度の集大成は嬉しい限り。
そして全曲2011年リマスター音源のうえ、国内盤はSHM-CD仕様。聴く前から想像していた通り、STINGの魅力増大の素晴らしいサウンドでした。
STINGがこだわってきた細かい音までリアルに聴ける喜びは何にも変えられませんね。選曲が云々と突っ込みたくなる不粋なことは割愛させていただき、こうして25年の節目としてキャリアを総括した丁寧な企画そのものに素直に喜びたい。
※追記
2011年リミックスにより【Disc.1】 tr.1〜4、8の5曲は以前のヴァージョンよりもタイトに生まれ変わっていて、高音域の耳に付く感じが除去されていて聴きやすくなりました。全体的なバランスまで配慮されたベスト盤ですね。