ブロウモンキーズはソウルミュージックベースのサウンドと社会派的な歌詞という点で、どうしても同時期のスタイルカウンシルと比較されてしまう損なグループだ。だがスタカンの代表曲がロック色の強い8ビートの曲なのに対してブロウモンキーズの得意は16ビートのダンスナンバーである。ロックとソウル・ファンクの間にあって後者の方に近いスタンスといえる。
このアルバムは日本編集のベスト盤で、収録されているのはメジャー盤からのシングル曲(なので全曲シングルバージョン)。スローテンポのファンクからハウスまで洗練されたサウンドが楽しめるが、聞き込んでしまうのはやはりヒットした6,9曲あたり。最後の曲はスパニッシュギター風のインストで、意外な一面ということで興味深い。