この本は、1)”ベクトル解析の初歩をできるだけ簡単にまとめたもの”であって、
2)”ベクトル解析の基礎をはっきり会得してもらうことができ、各専門の文献を読むのに
支障がないようになってもらうこと”をねがって昭和25年に出版された初版に
テンソル解析の1章をくわえた昭和35年にだされた新版である。
上のような著者の意図はこの本が出版されて半世紀以上の年月が経過した今でも
逆にユニークなベクトル解析の参考書として十分に生きているようである。
しかも、この本は古本として数百円のオーダーで入手できる。
数理物理学の文献をよまれる方には
一度めをとおしてみられる価値があるようにおもう。