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ベイジン〈上〉
 
 

ベイジン〈上〉 [単行本]

真山 仁
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

閉塞感が漂い、「希望」を持つことが難しい現代。
「希望」の意味すら実感できなくなった我々の魂を揺さぶる人間ドラマが生まれた。

『ベイジン』----。

その名が示す通り、舞台は中国。
そこに日本人技術者が赴任して、物語は始まる。
現代社会の不条理、異国に対する先入観と葛藤が入り交じる中、誰も予想しなかった
危機(クライシス)へと転がり始める。圧倒的な迫真感で描かれる登場人物たちの苦悩と
希望。複雑に重なり合う人々の想いが繰り広げられ、やがて誰も予想しなかった驚愕の
結末を迎える。虚実を織り交ぜながら、問答無用のエンターテインメントを繰り広げる
気鋭、渾身の問題作、いよいよ登場!

内容(「BOOK」データベースより)

2008年8月8日、五輪開幕に沸く中国・北京。メインスタジアムでは、世界最大規模の原子力発電所「紅陽核電」から、運転開始を伝える光が届いた。だが、それは、世界中の人々の命をおびやかす、絶望的なクライシスの始まりだった…。時は遡り、2005年。大亜重工業の田嶋伸悟は、大連郊外に建設する「紅陽核電」の技術顧問として参画するため、中国に到着。同じ頃、中国共産党中央紀律委員会の〓(とう)学耕は、中国側の責任者として同地に赴く。〓(とう)には、大連市での党要人の汚職摘発という“密命”も課されていた。二人は、さまざまな困難に遭遇しながらも、核電完成のために悪戦苦闘を続ける。そして迎えた五輪開会式当日、田嶋は本格送電の直前に事故の予兆を感じ、〓(とう)に運転中止を訴える。だが、〓(とう)は田嶋の拘束を命じた―。

登録情報

  • 単行本: 361ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2008/7/18)
  • ISBN-10: 4492061479
  • ISBN-13: 978-4492061473
  • 発売日: 2008/7/18
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 25,061位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
最初のシーンにクライマックス直前を持って来て時間を遡って登場人物を描写していくという、今までの真山氏にない手法で一気に引き込まれた。
毎回異なる旬なテーマを提供し続けている真山氏だが今回も期待を裏切らない。
見て書いたかのような開会式など、オリンピックを見た人にはより本の世界がリアルに感じられるだろう。
買って損のない本であることは、間違いない。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
単純にただただ面白くて、上下巻一気に読んでしまいました。
オリンピック前のこのタイミングで【ベイジン(北京)】とは
思わず購入してしまいました。

ハゲタカとは少しテイストは違いますが作品の質の高さは間違いなく
超一流です。
陳腐な表現しかできないのが残念ですが、とにかくスケールの大きな
面白い作品ですので自信を持ってお勧めいたします。
文句なく5つ星です。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
非常に面白いし興味深い。但しエンディングは賛否両論。

最近注目されている中国で大活躍中の日本人「加藤嘉一」に取材したということから中国事情を様々な角度から鋭く描いている点は秀逸。彼は多くの作品で複数の主役級の話を絡ませながらひとつのテーマに集約していく手法を好むが本作でもその手法を踏襲している。

一人の日本人と二人の中国人を通じて、中国問題そして日中問題を多角的に描いており非常に勉強になる。特に二人の中国人のコントラストが素晴らしい。中盤以降にこの三人が一堂に会するシーンは本小説のひとつのクライマックスであり、複雑な日中関係を越えて相互理解と友情で結ばれるくだりは、胸が熱くなり涙を誘う。複雑で難解な障害を乗り越えるためには熱き想いが非常に大切であるということを痛感させてくれる。

但し小説の幕切れに異論があるので☆1つ減点。その理由は以下参照。

<このあと思い切りネタバレ>

但し本当のクライマックスは賛否両論があるだろう。中国人にありがちなヒューマンエラーがきっかけになり、非常用電源含め全て起動しなくなり炉心の冷却機能が完全に失われてしまう。炉心の気圧を下げるためにベントに行った日本人技師はベントの破裂により音信不通となる。この問題を解決にしに行こうとする時点でこの小説は終わってしまう。あたかも「この小説の続きは福島第一原発で」とでも言わんばかりの展開だ。

そして今、福島第一原発でこの事象をなぞる事態がまさに起こっている。よもや著者は福島第一原発事件を予言していたわけではないだろうが、原因が違うとはいえ、起きている事象が酷似している点は空恐ろしくなる。
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寄り道が多いか
一箇所の原発の話をしており、この2冊のボリュームに膨らましているので、
寄り道は多くある本だと感じた。
投稿日: 12か月前 投稿者: Kyouisan
惜しい
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政治のことも、エネルギーのことも
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丁寧に取材して書かれたこと、... 続きを読む
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