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ヘーゲル―生きてゆく力としての弁証法 (シリーズ・哲学のエッセンス)
 
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ヘーゲル―生きてゆく力としての弁証法 (シリーズ・哲学のエッセンス) [単行本]

栗原 隆
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

他者との相克や葛藤に囚われる自分が担う制約・限界を突破し、より大きく広い視野をもつための方途として弁証法を捉え直す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

栗原 隆
1951年新潟県生まれ。新潟大学人文学部卒業。東北大学大学院博士前期課程修了、神戸大学大学院博士課程修了。神戸大学助手等を経て、現在、新潟大学人文学部教授。専門は、ドイツ観念論哲学、並びに応用倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 125ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2004/09)
  • ISBN-10: 4140093064
  • ISBN-13: 978-4140093061
  • 発売日: 2004/09
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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18 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 Speculationの意味をしっかり伝えた好著, 2007/5/19
By 
古本屋A (Japan) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: ヘーゲル―生きてゆく力としての弁証法 (シリーズ・哲学のエッセンス) (単行本)
speculationは、「思弁」という意味で、得てして悪い意味、頭の中で勝手に考えて、現実を確かめもしない、そんな意味で日本で横行している。この意味で日本のヘーゲルに批判的な諸文献は、この語を掲げている。「思弁哲学」といえば、実証科学や、唯物論の敵で、現代に無縁の思考だ、と言わんばかり。ところで、speculationにはもう一つ意味があって、「投機」という訳語だ。これもあんまり良い意味ではない。バクチ、みたいな意味になっている。ヘーゲル哲学を、しかし、「投機哲学」とは訳す人はいない。だが、実は思弁も投機も根底に同じ重要な意味がある。著者は、このspeculationの本来の意味をきちんと伝えている唯一のヘーゲルの解説書だと思う。speculationとは、いろいろな想定を置いて、その場合の進む方向性を検討していくことだ。「科学的根拠」「証拠」などだけで、人間は将来に向けて行動できるだろうか。現実は、そんなものが滅多に手に入らない中で、あれこれと「想定」して、いろいろ可能性を考えて、進んでいくのではないか。「科学的研究」といえども、このステップ無しには絶対にありえない。そういう意味で、「思弁」も「投機」も同じ意味が根底にある。「悟性」というもの(「科学的思考」)に対立するということはその通りだが、悟性が抽象的同一性に拘って凝り固まる思惟であるのに対し、「思弁」は運動する思惟であり反対物をモメントとして自らを発展さす弁証法的思考なのだが、ゆえに、投機とは無縁の思考ではない。simulationとほぼ同義の思考だ。本書は、ヘーゲルの解説書で、speculationの意味をしっかり伝えているだけでも本書は星4つだ。ちなみに社会主義者の松村一人の訳注はこの点に関しては、やはり時代的に限界があると思う。
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8 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 ヘーゲル理解を拒む書, 2009/12/26
レビュー対象商品: ヘーゲル―生きてゆく力としての弁証法 (シリーズ・哲学のエッセンス) (単行本)
はっきり言おう。この本はヘーゲルの思想とは最初から袂を分かっている代表的な書物である。素人にも、研究者にも価値を見いだせないものの一つである。引用の元本が手に入らないものを用いている点でも、問題がある。もっとも懐疑論を弁証法の説明に当たってとりあげた点では、評価しなくはないが。なお、思弁については『小論理学』の八十二節に要を得た説明がある。
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16 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 初心者はうしろから, 2004/11/7
レビュー対象商品: ヘーゲル―生きてゆく力としての弁証法 (シリーズ・哲学のエッセンス) (単行本)
 初めてヘーゲルに触れる方は最後の「ヘーゲルの略伝」から
 読み始めたほうがいいかもしれません。
 ある程度ヘーゲルが生きた時代の問題や人物などを知らないと
 ヘーゲルの功績が浮かんでこないと思います。
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