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ヘヴンリープレイス (ノベルズ・エクスプレス)
 
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ヘヴンリープレイス (ノベルズ・エクスプレス) [単行本]

濱野 京子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

引っ越してきたまちで、和希は暮らしに悩みを抱えた少年少女たちと出会う。
親の虐待にあっている英太、児童擁護施設を抜け出してきた史生、登校拒否中の有佳。
彼らを救いたい――でも助けられないのは、自分が子供だからなの? 
クラスメイトをいじめていた自分自身、両親、そして社会に目を向け始める……。
それぞれ過酷な境遇にありながら、しかし彼らは明るく、あたたかなふれあいが続く。
緑ふかい林の中ですごした、天国のようなひと夏の物語。
今年度坪田譲治文学賞を受賞した、濱野京子の渾身の最新作!

板敷きの廊下は、砂ぼこりでざらざらしていた。
靴下がよごれそうで、ぼくはできるだけつま先立ちで歩いた。
「英太?」
中から声がした。女の子の声だ。
(本文より)

内容(「BOOK」データベースより)

引っ越してきたまちで、和希は、暮らしに悩みをかかえた少年少女たちと出会う。彼らを救いたい―でも、助けられないのは、自分が子供だからなの?自分の生活、両親、そして社会に目を向けはじめる…。緑ふかい林の中の幸福な時間をえがく、ひと夏の物語。

登録情報

  • 単行本: 208ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2010/7/2)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4591119572
  • ISBN-13: 978-4591119570
  • 発売日: 2010/7/2
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 155,602位 (本のベストセラーを見る)
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By ひこ・田中 トップ100レビュアー
形式:単行本
 優しい両親は、「ぼく」が何を望んでいるかをさりげなく示し、優しく「ぼく」の生き方を縛っている。「ぼく」はもうそんなことは判っているけれど、それに抵抗もしない。だけど、それはやっぱり疲れること。
ある日、老師と呼ばれているホームレスのおっちゃんとの出会い、彼を慕う子どもたちとの時間の中で「ぼく」は「ぼく」ではなく、ぼくを見つけていく。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
心にズシンと響く作品だった。
この物語は、中高生向けの作品として書かれている。
主人公はもとより、登場する子どもたちは、少々一般の社会からはみ出してしまった子ばかりだ。
自分からはみ出した子、社会からはじかれた子。そして「ローシ」と呼ばれる保護者代わりの男。

思春期の子どもたちが読んで、共感する部分は多いと思うが、
思春期の子どもを持つ親たちにこそ、読んでほしい。

私はこの作品を読んで、自分自身や自分の周りの大人たちが
「子どものため」という武器を使って、
知らないうちに子どもの個性や自由を奪い、本人が望んでいないことを無理強いしていないかな?
と、不安になった。

世の中、不条理なことが多い。
「いい人」が不当な扱いをされることも多い。

それが今の一般的な日本の社会だ。でも、それだけじゃない。
そう思えてくるラストシーンが好きだ。
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