上の子も3歳になり、そろそろ英語を教えてもいいかなと思い始め、購入してみました。私は以前アメリカの大学院に通っていたので英語はできるのですが、いざ子どもに話しかけるとなると、そのための語彙に欠けていたり、使うべき前置詞などが微妙に不確かでいけないと思い読んでみたのですが、これが結構いけました。特に「日本人が意外と知らない子育て単語と表現」の部分は参考になります。幼児語なんて普段知る機会がありませんものね。日本語索引、英語索引があり、それぞれの例文が日英両方から引けるのも便利です。時々「ん?」と思う箇所が英語表現並びに著者の日本語の説明文にありますが、ま、いろいろな言い方があるのでしょうか。とても平易な英語が紹介されているので、頭に沢山詰め込みやすいです。どうでもいいことで気になったのは、著者のお父上は英国人となっていますが、本文中ではアメリカの英語使いが主に紹介されています。気になりますが、本書の書評には関係ないですね。
ですが、どうしてもどうしても気になった箇所だけ、何点か挙げておきます。
(p.66)I'm very upset. の訳が「私、ふんがいしているわ」になっていますが、"upset"はどちらかと言うと、動揺している、うろたえていると言う意味合いが強いように思えます。特に怒ってはいません。
(p.69)「ばんそうこう」の英単語にBand-Aidが当てられていますが、これはあくまでも商標名。一般的にはplaster - I put a plaster on a cut.(傷口にばんそうこうを貼った)などと言います。
(p.72)英語では、夢は「見」ません。「持ち」ます。「昨日はどんな夢を見た?」は"dream"という単語をを動詞で使って"What kind of dream did you dream last night?"もしくは"What kind of dream did you have last night?"それに応えて"I dreamed of the Shinkansen."もしくは"I dreamed that I was on the Shinkansen."や "I had a dream of/about the Shinkansen."というのが一般的かと思えます。どうしても"see"という単語が使いたければ、"I saw the Shinkansen in a dream."というのが的確ではないでしょうか。
私もこの本をよく参考にさせてもらっていますが、著者の説明内容にすこし不信感を抱いてしまったので星は二つに。